住宅着工件数が減 | 建築家長沼幸充ブログ

住宅着工件数が減

7月の住宅着工件数が、前年比23.4%減と大幅に減ったようです。

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070831it15.htm



これもやはり建築確認申請の影響のようです。

これまで一度申請を出した後に変更があった場合でも、申請窓口で訂正をすることが出来ましたが、

今後は、訂正は受け付けてもらえません。

なにか変更があった場合は、再度申請を出すということに。


つまりすべて決まらないと、着工できないということです。



一見当たり前のように聞こえますが、例えば分譲マンションは、

現在では各住戸で購入者の希望に合わせたオーダーが出来るのが標準です。

ということは、各住戸とも違いがあると思って良いでしょう。


これまでは、まず標準プランで申請を出しておいて、建築確認がおりた段階で、

施工者は着工できました。

各住戸の違いは、主に内装の違いなので、工事期間中に各住戸の仕様を決め、

そこで建築確認の修正を行うという流れだったのです。



しかし今度の改正により、各住戸の仕様を決めた段階で初めて、建築確認を出すということに。

最後の1戸が決まるまで、建築確認は出せずに、申請後1ヶ月程度後になって初めて、

施工者は工事着工ができるということになりました。


これでは、実際に工事を動かすまでに数ヶ月の時間がかかってしまい、予定着工日よりも

遅れてしまうなんてこともありえるかもしれません。


いずれにせよ、建築確認の手続き改正による影響は、まだ当分は続くのではないでしょうか。