「髑髏城の七人」season月 上弦の月 観劇記録(上)
「髑髏城の七人」season月 上弦の月 観劇記録 備忘録&その前後の心情
2017年夏に制作発表になりました。
我が青森県のスター「松山ケンイチ」が風の捨之介を演じ座長を務めることは知っていて、ぐるぐる劇場が新しくできたことも知っていました。家族には松ケンの舞台が見たいけどチケットどう取っていいかもわかんないし、、でもチャンスがあったらぐるぐる劇場に行ってみたい
と、話していた直後の発表でした。
が、しか~~し、自分の予定の中に、、まず舞台を見に行けるのだろうか?
その環境に自分を置くことが出来るのだろうか?
仕事を退いて、子供のサポートをすることを主体に、自分のスキルアップも行うことが目標に1年間を過ごそう
と、目標を立てていた。そこにこの舞台をいれるのは、、(自分目線のみ)
チケット代がねぇ、、、せいぜい前期・後期1回いければいいなぁと、FCチケットを申込ました。
後期はコンサートに一緒に行くお友達にも声をかけ一緒に行くことにしました。
それでは、長くなること間違いなしで忘れないうちに備忘録しましょう (まとまりない文章しか書けない私仕事の時は出来るのになぁ)
2017/11/28(火) 1回目 FC A13列下手
一人でドキドキしながら観劇
初めてぐるぐる劇場に参上し、めまいがしないのかと探りながら心臓が高鳴るのを必死で我慢して開始を待っていた
初「「新感線」.。超ヘビメタRock Heavy Dutyが聞こえてきて暗転になり始まった
サオトメ天魔王から一気に物語に引き込まれあっという間に1幕終了こんなに踊ったり歌ったり笑ったりするんだ
2幕はどうなるんだろうとわくわくしながら席に着くと、後ろの方たちが花・鳥・風はどうだったとか話をはじめ月は沙霧が霧丸に変わっている。どうなるんだろう?って、「ふむふむ」と聞き耳立てながら、2幕開始、天蘭から無界屋襲撃
髑髏城へ捨を助けに行き、捨・天対決から髑髏城を抜け出した後の「七人のシルエット」これが七人か
涙があふれながら必死に見逃さないように最後まで一気に観劇
蒼捨の若々しいきらきらした見得の切り方。殺陣はサオトメ天が手加減している感じが否めないと思ったりしたけど頑張っている。
三浦蘭はまっこと美しい、殺陣も素晴らしいこんなに美しかったんだ、2幕の豹変するところは心情に寄り添えない部分もあったけど、心の奥底にあった天への思いを見事に演じていたなぁ(エラそうですいません)でもこのときは3人がまだ同じくらいの年には思えませんでした。
本水やミストを使った演出にすごく迫力を感じ、とっても上手く作られた物語だなぁと、戯曲本を買って帰りの新幹線で熟読。
次の観劇までワクワクが止まらない毎日でした。
2018/1/12(金) 2回目FC D8列上手
360度ぐるぐる劇場を体験したいのと、イケメンの方々が出演するのでぜひ一緒に行きたいと、友と2人で観劇。
2度目で劇場の感覚は体感しているので、物語にどっぷりつかることが出来ました。
上演してから2か月目に入り、舞台も折り返しを過ぎたあたりです。
贋鉄斎・捨ルームが自由になってきて、胸・股ツンがあって演者の方々の打ち解け具合はどんどん深まっている感じがしました。
殺陣も待ちもなくスムーズでほんとに進化していました。
百人切りの所で捨・霧・贋の連携が上手くいかずスルッと刀が客席に飛んでしまった。
前席の方、大丈夫かなと思ってみていたら、贋鉄斎が受け取ってそのまま百人切りが進行した。観客も演者も一体化したような瞬間だった。
刀が飛んできた方がTwitterで頭に落ちてきたが打撲だけで済んだと、、、
とてもびっくりしたが、止めてはならないと思い、贋鉄斎に刀を直ぐに渡したとつぶやいていた。Bravo
終了直後、蒼捨・霧丸がお客様の前に来て謝罪していた。こんなこともあるんだなぁと、見るほうも気合を入れておかないと危険だなんてね
私の予定していた「髑髏城の七人」観劇はここで終了のはずでした。
しかし、子供の就職支援の為次週1週間東京滞在になり昼間の空白の時間をどのように過ごすか
自分に与えられた自由時間だ。これは、私への今までにないご褒美の時間「髑髏城の七人」観劇追加できないかーー。
戻りチケットを取ろうと、、この時はすぐにGETできました。
観劇費用は高いけど、三途の川に捨之介だぁなんて。観たい欲望には勝てません。
ワクワクが止まらない。進化している捨之介を見ずにはいられないのよ。
子供から行ってきなよの激励を貰い、母ちゃん本当に「ありがとう」感謝している。
君の支援もちゃんとするからねぇ
2018/1/16(火) 3回目(戻りチケット)D15列センター
初めてセンターからの観劇。
全体が本当によく見える。偶然お隣になった方がパンフを落とされ声がけし、戻りチケットの話をしたら怒涛の髑髏観劇語りをされました。
ミュージカルやクラシックバレーなどの観劇が趣味だったけれど、今回髑髏城を見はじめ花・鳥・風、そして今回月を見て最高
特に福士君が素晴らしい、進化が止まらないのだから見届けなくっちゃならないから、、、もう10回位かな数えてない。。
チケット代は三途の川に捨之介だって話されていました。仕事の合間に来たそうで、とても楽しく話をすることが出来ました。
殺陣が腰が据わって実に美しく、特にサオトメ天との対決はすっごく進化していてスムーズで台詞も感情を吐露しながら見るほうも涙が知らずに流れていました。
聖子太夫の歌は心にしみ、須賀兵庫はゴムまりのように跳ね回りしかし髑髏城へ向かう時のきめ台詞かっこよかった。
どうしても涙が伝って来るんだよね。霧丸は、捨に助けられたり最後は助けたりしながら一緒に未来に向かって行く仲間になったなぁ。
捨之介は霧丸がいたから、明日に向かって行けたんだと思う。幼いころからの天魔王・蘭平とともに明日に向かっていきたかったのだろうが、天という見えない力に押しつぶされ死を選択した。助けようとして助けられなかった自分が許せなかったんだろうなぁ。霧丸や仲間がいなかったらどうなっていたんだろうと思わずにはいられない。一人のほうが気楽だと言いながら、人は一人では生きていけないんだなぁって。
何時の時代もおなじだなぁ、、、、
今度は、ほんとに最後になる一つ一つ確認しながら味わって観ようと、お隣の方と話も出来て「髑髏城の七人」最高
この素晴らしい舞台を共有できる方に出会えたことに感謝ですありがとう蒼捨さん
2018/1/19(金) 4回目24列センター(後方)
今回はいつも蒼捨を応援しているTwitterの方と劇場でお会いすることが出来て感激でした。髑髏城恐るべし
この年にして更なる仲間ができるなんて最高だぜ
今回ほど、場所によって本当に見え方が違う。(オペラグラスを使って、細部まで見るぞー)
サオトメ天からじっくりと拝見させていただきました。一つ一つの所作に指の先まで本当に怖いけど虚勢を張ってみえたりした。天に少しでも近ずきたい思いを繊細かつ大胆に見事な殺陣を見せていただきました。
三浦蘭は本当に美しい1幕殺陣もキレッキレ、2幕の森蘭丸となってからは縁をすて天魔王とともに生きていくことを目指す太夫との最後の場面は涙なしでは見られなかった。本当に美しい蘭兵衛でした。欲望と哀愁が交差してまっこと美しいお姿と演技みさせていただきました。
霧ちゃんは、仲間を殺された復讐心を叶えたい自分は死んでもいいと生きてきた、しかし捨之介と出会って明日に向かう気持ちに変化し、捨之介を救おうと髑髏城へ向かい救い出す。家康様へ天魔王の兜を差し出す時の凛々しさ、「ありがとう霧ちゃん」「ありがとう家康様」と、心で感謝したよ、そして捨之介を追ってまた新しい城を築きあげていくんだろうなって泣き虫だけど捨之介との友情素敵だったなぁ。
須賀兵庫は変わらず元気で太夫のことがすきなんだなぁって、ずっと真っ直ぐな想い伝わってきた。合間に見せる可愛い笑顔、しかし髑髏城へ乗り込むときの誓い。胸熱でした。最後太夫「りんどう」とずっと仲良く生き抜いて(じん平さんとも)。
聖子太夫、渡辺家康さんが体調不良でお休みとなり、千葉家康様の登場でした。いつものおでんをお姫様抱っこしたり、褌を干したりはなかったけれど貫禄はさすがでした。おでんとの別れの場面は忘れられない、そして天魔王の兜で捨之介を自由にしてくれてありがとう。縁を感じました。捨之介のこと知っていたから(いいやつだと)なんだろうなぁ。渡京さん、剣布さん、生駒さん、じん平さん、服部半蔵さん爪月さん、そして贋鉄斎さん蒼捨を可愛がってくれてありがとう。本当に日々掛け合いが違って舞台ならではだったなぁ。他の皆様の熱演さすがでした。
そして、最後に蒼捨之介。最初の観劇の時から何歳年を取ったのだろうと今回思った。最初の時は3人の中で一番年下に見えた。爽やかで真っ直ぐで、キラキラした捨之介でした。最初の登場する「いい天気だなぁ」から、今回は台詞の間合い、一つ一つの言葉に深みがまし、殺陣はどっしりと地に足がついて(上から目線済まない)サオトメ天との対決は隙がなく、相違ないほどに進化していた(最初のころはサオトメ天が待っていたようにも見えた)。1回の舞台を終えるたびに体現しながら進化していっているんだなぁって、短期間に3回観劇して本当にそう思った。まるで捨之介を生きて、ともにもがきながら明日に向かっている。そんな気がした。座長かっこよかったよ。
チケット代はまた働くから~~。本当に「髑髏城の七人 season月 上弦の月」楽しく観劇させていただきました。舞台って面白い日々生もので今しか体現できないから楽しいそんな事を知ることが出来ました。
繋がっていただいたみなさんありがとうございました。
ばんざい
本当にこれで最後のはずでした。
しか~~~し。とある事で私のこの舞台観劇の気持ちが揺れ動いてしまいました。
つづく
(何日かかって書いているのやら、覚書だから。)