1月27日 日立ビルシステム提訴

(国労働局取消訴訟断続中)

  同日 記者会見

テレビ放送(サンテレビ)

NEWS×情報キャッチ+ 夕方ニュース報道

https://news23.tokyo/?p=73121https://m.youtube.com/watch?v=l2Si7rXY_nI&feature=youtu.be

  上矢印(サンテレビ、産経関係 リンク飛べなくなりはじめています……)



 上矢印動画上矢印


サンテレビ さん 1月27日木曜日
NEWS×情報キャッチ+ 
での 夕方テレビニュース報道
ユーチューブの方にもアップして下さり
エレベーター死亡事故遺族として
故 春名義幸の妻として
心より 感謝と 御礼申し上げます。 




又 寒い中 集まって下さった 記者の方々 神戸地裁まで 足を運んで下さり 遺族として 心より感謝致しています……



 

 


ラジオ関西 ラジトピ様 記事掲載、小さな子供の想いも 綴って下さり 心より感謝致します。



2019年2月15日、日立ビルシステムの社員として神戸市にある 就労支援施設エレベーターの定期検査業務に従事していた春名義幸(事故当時48歳)が昇降路内で作業中、共同作業者(事故当時2年目)がエレベーター箱内部にて かごを 高速運転で 上昇させる運転を行ったため、下降してきた釣合おもりと昇降路構造物との間に頭部を挟まれて即死する 労働災害死亡事故が起きました。
 この事故について、
夫 春名義幸の妻 春名直子 
子供 春名涼真、春名柚杏、春名桃杏 
4人が遺族として 又 原告として、
会社側の時効半月すこしギリギリでの 
2022年1月27日、株式会社日立ビルシステム及び共同作業者に対して、安全配慮義務違反及び不法行為を理由に損害賠償を求める訴えを神戸地方裁判所に起こしました。
 記者会見では、遺族である
原告である 故 春名義幸の妻の私
と子供達3人が なぜ提訴に至ったかの
思いを語りました。
その後、弁護団の方々から 訴訟の概要と
エレベーター保守点検員の事故が起こり続けていることなどを説明して頂きました。

私達遺族は どんどん普及されていく
エレベーター、エスカレーターにより
一般利用者様、保守員の方々 
両者共の命の安全、そして昔から続いている 改善されない グレーな組織体質…… 
利用者側 保守員側 共に 大きな事故や
 遺族になってしまった時の対応
その受け皿となり 支えバックアップして
貰える遺族会の必要性を 求めます。
 

この業界全体、エレベーター協会、
労働組合が 変わっていく事、
事故が 起きてしまった際 
利用者様、保守員共に 会社組織全体が 
遺族に対し 偽りのない 心ある対応を
そして 主人を含め これまでに
亡くなった方々、主人の事故後にも 
亡くなられた保守員の方

これから 遺族という立場にたたされる方
が 残念ながら出てしまった時
相談する場所すらない この業界……
その場所がない事により 今まで 
遺族は 黙り 追い込まれ 多くの事に
納得などいかないまま 力尽き 最終
時効期限を迎えてしまいます……  
 
そのような事を 防ぐ為にも 
一般利用者、保守員共に 支えてくれるバックアップ組織が 必要であると
心の底から 思います。

稼働する遺族会が 出来る事、
事故詳細を きちんと 国、労基署共に 
会社組織同様 体質が変わり 黒塗りせずに 遺族側に 真実を開示してくれる事を 
私達 遺族は 切に 望みます。

遺族に対して 
亡くなった事を 更に受け入れなくするような 哀しみを増大させる
検証、不開示、説明、対応、
納得のいかない処分等など 
あってはならない と 心底実感しました。
 
1度たりとも 形だけの謝罪に
すらこないような彼、
◯◯の『証言がコロコロ二転三転変わる』 
そう警察、検察官が
自宅にこられ 処分に悩んでいる
そう言った……

そして彼は 業務上過失致死罪にすら
ならず
猶予すらつかなかった……

ただただ 絶望感に 打ちのめされた

私達遺族は この方を含め 会社側の  
どこを信頼すれば良いのでしょうか……

この会社の上層部は 私達 遺族に
どんなに 酷い対応をしてきたことか…
労働組合は 裏で知らない間に 
どんな酷い対応を とり 亡くなった
主人を 生きていた事にしていたか…
多くの人が聞いても そんな事あるの?
と 思う事でしょう……



事故発生時 緊急連絡先がわからなかった
 
この仕事についていて 
緊急連絡先がわからない などあり得ない
ましてや 事故発生4ヶ月前には 
私自身 主人が入院した際 
管制センターに 緊急の件で こちらに 電話をし 大変申し訳ありません。 と
電話をし
(神戸の管制センターに繋がる と 
思っていたら 大阪の管制センターに
繋がりました。 そこから 配属先の
連絡を 教えてもらいました)

その際 直属の上司と電話番号交換を
しました。 
私 自身 ほぼ 20年近く
携帯番号も アドレスも 携帯会社も
一切 変えていない

主人の尊厳を 最後の最期まで
踏みにじった上に
全責任を 29年11ヶ月も働いていた
ベテランが…… と 
全責任なすりつける用紙が
警察すら検証に入っていない亡くなって
すぐの 通夜前に 
全国支店、グループに 当時の社長から
配布されていた……

主人がいたピット内に エレベーターの
作動ボタンは 一切なかった
ピット内部に 人がいる際での 
高速運転は 禁止されている。
しかも 1番上の階に エレベーターを
動かせば 釣り合い錘
カウンターウェイトは 主人の場所に
おりてくる。
決して1番上の階には あげてはいけない
これも又 規定で 決まっていた…
そして このピットには 梁があった
(今は その梁の前方に 柵が設置されて
います)

エレベーター箱内で 作動できたのは
彼だけである。

今更…そこにいると思いませんでした…

なにそれ…… なんだその言い分

いてると 思わなかった?

急に 彼の言い分が変わった 何それ??

そんな 言い分が 通ったのだ

あの狭いピット内部……

まさか そこにいると思わなかったって


そんな彼の言い分が通った訳は

【主人が 証言出来ないから……】

証言出来るならば 遺族になってない!




じゃあ 私達は 決して納得など

していないが 

当時 全コックの支社に配られた

当時の社長が 書いた 

エレベーターピット内部にいた 

その当時の社長の発言

あなたは 嘘だと撤回できるの?

上司が 当初から 私達に

説明していた話も 警察の説明も

撤回 出来るの?


遺族が この3年近く あなたの事 

何も知らず 暮らしていたとでも思う?

あなたが 笑っている時も

仲間と お酒飲んで過ごしてる時も

どれだけ 堪えていたと 思う?


会社に入社し 研修を受け 資格を持ち現場に配属されれば 一般利用者からすれば あなたが2年目だったなど関係ない。もうすぐ3年目だから 事故が起きても仕方ない なんて思わない。一般利用者からしたら 会社の名前を背負っている 責任ある点検技術者であるにかわりないのだ 

そんな 彼の 知らなかった 

わからなかった が とおる……

救急車すら 自分で呼ぶ事も出来ずにいた

彼の 言い分が 全て通った…


ねぇ 不起訴が決定してから呑んでた 

そのビール 

美味しかったですか?

不起訴になり 彼は油断した……

その瞬間を 私は 見逃さなかった

 


私達 遺族は 会社、組織グループから

どれほどの事を 受けていたか 

あなたは 知りもしないでしょう 



あっという間に 私達は 

亡き主人と 家族と共に

荒波に 放り出された。

死人に口なし、生き得
その意味を 会社からも 警察、検察、
労基署  あらゆる所で 
みをもって 知る事になりました。
『死人にくちなし』
この事は 私自身 受け入れる事が
出来ません……



月命日、祥月命日、一周忌、三回忌
1度たりとも 誰1人 会社の人間は
来る事もなく、お供えの花すら 1度も
届く事は ありませんでした。


特殊な業界だからこそ 資格の持たない
私達 遺族は 月命日だろうと 
命日だろうと 主人が亡くなった場所に
立ち入る事が許されていない為 お花すら
供える事も 出来ません。
主人が 亡くなった 倒れていた場所を
撫でる事すら 出来ません。


そんな 都合のいい事だけ 忘れ
都合のいい事だけ 主張する
そんな理不尽な証言が 
全て まかり通る法ならば……

ベテランは 恐ろしすぎて若手と仕事など
出来ない。
互いに ペアで 仕事する中 
こんな 言い訳が 後でまかりとおるなら
若手だろうと 中堅だろうと ベテラン
そんな事 関係なく 信頼して仕事など
出来ない。

事故が起きれば 上から 更に無理な指令が
言われる。
そんな事が 積み重なり 現場は
人手不足で 更に過酷で 大変になる
全て 現場に堀投げる

【内部秘密事項】不備等が出た際 
その対応を終えたら 必ず破棄し処分するよう指示された用紙……(・・;) 

そして 事故がおきれば 闇に葬る

ホワイト企業、企業努力を掲げ 
海外に進出していく組織

どこが ホワイトなんだろう……
その企業努力、ホワイトの為に 
墓場まで口を紡がねばならない人間が 
いてる
結局 グレーどころではない



勝手に 好きに 言えばいい
何一つ 自分達に非がないと言い張るならば

きちんと 全て開示して下さい。
どれも これも 
出来ない させない 認めない
   
  ならば……



『大切な主人を
生きている主人を 私達に返して下さい』




これから先も この業界では 同じ事が
繰り返されると 思うと 更に胸が苦しく
報道等で 事故が起きた と目にする度
検証期間も その長い年月の間に 
あらゆる形で 私達と同じような思いを
する事になるのだろう……ご遺族
そう思うと 
いたたまれない気持ちになります……

この業界で 声をあげる
それは 精神的にも 実際 とても厳しく
過酷です。

他の業種に就かれてる方々、
他の事故により 大切な人を喪ったご遺族
病気等で 闘病を見送られたご遺族
自死遺族の方々の哀しみ、苦しみ
私は 両方の経験者ですが
それは 遺族にしか わからない



勿論 人の見えない所で 誹謗中傷も浴びます。
【遺族が二次被害にあう…】
【隠れるように生活する】
これも又 よくある事で 
更に 苦しめられる 
ご遺族が 沢山いてらしゃいます。
 私達 遺族は 誹謗中傷に対しては 
blogの途中で 
『一切 返信致しません』と
書いています。

今後も 同様の対応であり 一定のラインを越えた時 こちらも 各 家族個人個人
共に 大きな 消える事のない傷を背負い
喪失感、様々な思いを抱えた中で 

まだまだ 公にしていない理不尽な事を 
多く胸に おさめている状況の中
時効ギリギリでの提訴でしたので…

人としてのラインを越えすぎるような 
内容、推測、誹謗中傷等は 
残された家族の命を守る為 法的措置を
とらせていただきます。

又 同業者の方々であろうとも 
会社側から 伝わった事を そのまま信じ
ている方に関しても 事故発生時の現場、
その後の 会社組織としての
酷い対応を知らない以上
土足で 踏み込むような事は 
一切 お断り致します。



私達は 同様の事故等が 今後 起きた際
同じ思いや 理不尽な対応をされ
あらゆる機関からシャットアウトされる  ご遺族を 減らしたい と
思っています。
そして 両罰規定がないような 
今のこの国、法では
遺族は 哀しみの淵から 
立ち上がる事すら 難しく
その間にも 消えていく命がある事に
危惧を感じずに おれません。

考え方は 人それぞれでは ありますが……

私達 遺族が 何故 訴訟まで こんなに時間が かかったのか……
その間 どのような事があったか……
そして これだけの時間をかけ 刑事罰では
業務上過失致死にも 過失猶予にすら
問われない
その理由が どれほど納得のいかない内容だったか……

こんな思いを 今後 誰にも味わってもらいたくありません。

私達のように 会社側から 偽物の報告書を渡されるような中、
遺族側が 国、労働局共に 事故について 開示してもらえない世の中のままで 
あっては ならないと 思うのです。


【Yahooニュース】
神戸市兵庫区のエレベーター死亡事故 遺族が損害賠償を求め提訴/兵庫県

https://news.yahoo.co.jp/articles/47a0b22a893ac1f2bd29fbd1568387984917f8ba
 弁護士事務所さんから 転載しましたが、まさか こんな早くヤフーニュースから 削除されていました。
こうやって この業界の闇は 断続し続け
主人は 何度も 何度も 消される命……
遺族にとって 何度も何度も 
苦しまなければならない
何故 何度も 生きている事にされたり 
こうやって 死亡事故の詳細が やっと 
明らかに発表に至った今  
数日で 消されなければいけない理由
それは いったい何?
とことん 闇に浸かり果てている
汚いと 感じてしまう自分自身に 
嫌気がさす 下矢印 下矢印辛い……


【読売新聞オンライン】エレベーター点検中に事故、作業員遺族が提訴…会社に賠償請求https://www.yomiuri.co.jp/local/kansai/news/20220128-OYO1T50011/
 


【神戸新聞NEXT】エレベーター点検中に死亡事故 遺族が損害賠償求め提訴 神戸地裁https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/202201/0015016273.shtml

 
下矢印2022年1月28日(金)読売新聞朝刊掲載

下矢印2022年1月28日(金) 神戸新聞朝刊掲載

下矢印1月28日(金) 朝日新聞朝刊掲載

掲載して下さった 各 新聞会社様、
神戸地裁まで 足を運んで下さった記者様
日々、多くの事件や事故を取り扱い 
長期コロナ化の中で
多くの情報を掲載しなければいけない
貴重な枠内の中に 
主人の エレベーター死亡事故に 関して
掲載して下さり 心より 感謝致します。

又 この訴訟で 一般利用者様の命の安全、
保守員の方々 の命の安全、
それぞれ亡くなられた方々の尊厳が守られ
この業界の昔から続く 体制、対応が
一新して変わる事を 心から願い 
もし 哀しくも ご遺族が出てしまった時 
業界組織 全体に ねじふさがれるような
対応をされる事がないよう、
そして どの仕事につく 現役の方々も 
ご遺族様も 
命に 危険 不安 疑問 
想像を越える 様々な事が 
起きた時 
声をあげれるよう 

その 大切な声が 圧力によって 
消される事がない事を 
遺族として 切に 願っております。

どうか 今 苦しまれている このエレベーター、エスカレーターでの ご遺族様が
いられましたら……
これから先 急遽 事故遺族になられた時
いち早く、弁護士さんを つけて下さい。
そして まだまだ 何もが 不足している 頼りない私達では ありますが……
どうぞ お声かけ下さい。
       原告 春名直子 (49歳
          春名涼真 (26歳
          春名柚杏 (11歳
          春名桃杏 (6歳        
【弁護団】 
安原浩弁護士 (カルチェ芦屋法律事務所)

樋谷賢一弁護士(弁護士法人心東京法律事務所

山崎大志弁護士 (東京合同法律事務所)

前川雄司弁護士 (東京合同法律事務所)
           代理人弁護士4名