自分が働いている会社をディスるのもどうかと思いますが、技術士の勉強を経験して感じたことがあります。
まず、文書の書き方。
如何に相手に伝わるか、簡潔に箇条書きに、を徹底して叩き込まれたので、筆記試験でもそこを意識しました。
が、しかし。
他の人が作った議事録や打ち合わせ資料の文書がめちゃくちゃ幼稚。
ワードで作成して5行以上が一文だったり、何を言いたいのか不明な文書が多い。
また、会議や打ち合わせでも、課題と問題点が明確になってないから、本質がどんどんズレる。
話が脱線して、話が脱線して、の繰り返し。
何を解決しなければいけないのか、何がネックなのかを明確にすべきですよ。
技術士(試験)に求められるのは、課題と問題点を区別、明確にし、どのように解決すべきか。
無駄に問題を膨らまし、勝手に難しくするのではなく、如何に簡潔にできるか、が大切です。
また、提案に批判だけする人もいます。
もちろん、批判の意見も大事ですよ。意味がある批判なら。
そして、批判するなら、より良い解決策も示すべきです。
単に気に入らないとか、頭ごなしに批判するだけじゃ、猿でもできます。
そして、基本的に会議は1時間以内に終わるべきです。
会議の目的と決めるべきことは、事前に明確にし、無駄な脱線がなければ、普通は1時間以内に終わりますよ。
技術士試験を受験して、合格かどうかも分かりませんが、勉強を通じて如何にレベルが低い会社か改めて実感しました。