久しぶりに渋谷駅で下車。

駅も街も、その風景は驚くほど変貌しており、方向感覚を失う。

小学生の頃、よくプラネタリウムを観にきていた時に渡った空中の通路など、ところどころに面影を発見したりして面白かった。


渋谷から小雨の中、歩いて向かった先はココ。


蛭子さんの展覧会。


アルツハイマーに冒され、数時間前の記憶も失われてしまうような状態になってしまったそう。

仕事も激減している今、それでも好きな絵を描き続けているらしい。

そんな蛭子さんを励まし、力付けようと立ち上がった根本敬さん。

恐らくこれが最後の展覧会となることであろうとのことでした。

奥にプロデュースした根本さんの姿もあります。


展覧会は盛況で、ほぼ全ての作品がSOLDOUT


ガロの時代を思い出すような作品になぜかホッとします。


記念の品も販売されていました。


気に入った作品。

作品名「マルタきょうていじょう 勝つか負けるか」

蛭子さんは大の競艇ファン。

昔は競艇をモチーフに描かれた作品が多かったなぁ。と、懐かしく思い出しました。


根本さんの作品も。


なかなか難解な作品が多かったですが、絵の具の盛り付け方や、筆跡などホンモノに触れると、ものすごいパワーを感じます。

芸術に触れ、脳みそが少々ハイテンションになった状態で雨の街を闊歩。


ちょっと洒落たスナップが撮れそう。


iPhoneのカメラ機能がボクをカメラから遠ざけてしまったけど、やっぱり便利ですね、スマホって。


ファシャナブルな都会から1枚の画として切り出すスナップ写真が好きです。


面白いモノを発見する悦びもありますしね。


結局大雨の中新宿まで歩いた。

もうズボンはびちょびちょ。

だけど気分は晴れ晴れ(^O^)

雨も上がって、ビルが黄金色に輝いています。

なかなか良い一日になりました。