土曜日のこと。

突然愛宕山のNHK放送博物館に行って来ました。


出迎えてくれたのはチコちゃんとキョエちゃん。


本日のお目当ては世界初公開の「VRでよみがえるガウディ〜サグラダ・ファミリアの秘密〜」

NHKとフランスの企業(?)が共同開発した4K画像によるバーチャル・リアリティの世界です。


さほど広くない部屋に6人ずつ入室し、専用のゴーグル型ヘッドセットを装着。両手にはコントローラ的なものを持たされる。


いやいや、参りました!

こんなにクリアに、ものすごい立体感と、存在感!

空間が無限に広く感じられる不思議さ。


百聞は一見にしかずです。

これは是非とも体験していただきたい!



体験が終わると、少し頭がフラつきます。

それにしても凄かったなぁ!

もう一度体験したくなる。


ふらつく頭と身体で館内の展示物を見てまわります。


むか〜しのスポーツ放送でよく目にしたターレット型のレンズ交換式テレビカメラ!

写真では大きさが判別しにくいですが、まあ、巨大です!


こんなのも(笑)

今で言うGoProのご先祖様って感じ。

こんなの付けてスキーのジャンプを選手目線で撮影していたそうです。


いろいろな展示があります。

懐かしすぎる「ひょっこりりょうたん島」。


シルクロードのテーマ曲で有名な冨田勲さんが使用した極初期のシンセサイザー。

何とも言えない迫力!

とにかくカッコいい!

意味もなく欲しくなります。


こちらは日本最初のテレヴィジョン撮影・通信・放映である「いろはのイ」

円形のCRTの長いこと、長いこと。


なのでテレビ受信機(いわゆるテレビ)も長いブラウン管を縦に配置して、ミラーに写して90度反転。

水平方向から視聴する装置として開発されたそうです。


街頭カメラとして利用されたシュミットカメラ。

本来は天体観測用に開発されたものだと思うけど、遠距離撮影で使用されたようです。

名前は知っていたけど、本物を見るのは初めてです。

ニコンの前身、日本光学社製でした。


のど自慢は70年以上続く長々々々寿命番組。

昔のポスターはキッチュで可愛らしいデザインです。


そののど自慢に欠くことのできないのがコレ。

はい、キンコンカンカンカンのチューブラーベル。

親切なお姉さんが指導してくれます。


みんな大好きピタゴラスイッチのピタゴラ装置!

よく考え抜かれています。

こんなのを毎週製作しなくちゃいけない担当者は、ノイローゼになりそうだね(笑)


初期のものと思われる水中カメラケース。


そして最後は懐かしすぎるNHKの象徴とも言えるニュースの時計!


いやぁ、楽しかった!

おまけ情報

その1

アントニオ・ガウディかと思っていましたが、どうやらアントニ・ガウディが正しい日本語表記のようです。

その2

四輪も二輪も無料の駐車場あります。

入館料も無料。

行かない手はないですよ(^O^)