先日産まれて初めて法務局までカブちゃんに乗って出掛けた。

自宅外装塗り直しの際に借りたローン完済での抵当権抹消の手続きでね。

法律的なことに滅法弱いボクだが、調べてみると自身でやられている人もいる様子。

司法書士の先生にお願いするのが一般的な様だが、2万円ほどの報酬が必要となる。

自分で行えば審査費用としての印紙代2千円で済むことが判った。

お金の節約も大切だが、何やら興味が湧いて来て自分でチャレンジしてみた次第。

書類の受付はあっけなく終わり、無事に受領してもらえた。

2週間以内に連絡が来なければ、問題なく完了するそうだ。

あと1週間ほど待つことになりますが、どうか無事に完了しますように・・


で、本題。

法務局迄の往路では問題なく作動していたウインカーが、帰路には信号待ちで消えてしまう。

少しスロットルを開けても反応したりしなかったりで、動作が不安定です。

帰宅後調べてみたらウインカーリレーがサージングすることがある。

なのでウインカーリレーを交換しましょう。


車体右側のサイドカバーをコインドライバーで外します。


フューズ横の黒い部品がウインカーリレー。

ゴムの部品に嵌め込んで吊り下げられているだけ。

整備性頗る良し。


件のリレー。


正真正銘の純正部品。

メイドインジャパン!


BとLの表示がある端子の生え方が、ネットですぐに見つかるカブのウインカーリレーと違う!


で、調べたらボクのカブは少し古いタイプなので、このリレーが正しいらしい。

直ぐに入手可能なリレーを買っちゃうと、カプラーを交換しなくちゃいけないのが面倒です。

で、調べたらありました。

オリンピック開催国からやってきたあでやかなコレ。


端子の生え方もBとLの表示も一緒。


並べてみるとサイズも同じ。


早速装着!

派手だなぁ(^◇^;)

何故にオレンジ色??


もちろん問題なく作動しましたが、この寒さでバッテリーも弱り気味。

完全にスロットルオフの状態だと蛍の光。

ほんの少し回転を上げるとウインク開始。

でも純正部品より少しタクトが早い感じ。

まぁ、安いから許してあげましょう。


〈追記〉「ボクのブログをよく見てくれている方から、リレー端子脇のスクリューは可変抵抗なんじゃないかとコメントをいただきまして、早速回してみました。

なるほど、点滅速度が変更できました。

よくよくリレー本体のカバーにプリントされている文字をよく読むと、50〜200c/mと書かれていました。

cはなんの略なんだろう?」


取り外したリレーも作動はするので予備として鉄箱の中の小物入れに放り込んでおきました。


ついでに友人から預かってあるベスパET3のエンジンもたまには掛けておこうと。

果たしてかかるかなぁ??


チョークを目一杯引いてキックアームをゆっくり一度降ろし切り、次いで力強くキック。

流石に一回ではエンジン掛からず。

もう一度のキックで威勢よく白煙を吐きながら、胃袋型のポリーニ製チャンバーがパンッパンッパン!


見事に眠たげなイエローバルブが目を開けました。


テールランプも・・


ウインカーも問題なく作動することを確認して終了。

カブもベスパも始動性抜群!

国も作りも全然違うけど、共に戦後の敗戦国。

復興のための国民の足として生まれてきた製品。

なので信頼性が重要。

そしてどちらもシフトチェンジが独特なところもお気に入り。

この2台、どこか相通じるところを感じます。

人生上がりの2台はこれかなぁ(^^)/