-*-ホウソク-*-
ワタシのつまらん人生デス
暇になったら読んでクダサイ
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歩み

施設での生活が始まった
そこは1人一部屋
食事は食堂

決まり事もあまりなく病院みたいな所だった


ワタシはどんなに天気が良くても部屋カラ出る事はなかった
1日部屋で座っているだけだった


食事の時でも誰とも口を聴くことなく1日を終えていた


別に喋りたくなぃワケでもなくただ喋る事が無かったからしゃべらなかった




冬の寒い頃でした
食事の時
たまたま風邪気味で調子が悪く食事が喉を通らない日があった

いまでも覚えている

メニューは
ごはん みそ汁 サバの味噌煮 じゃがいものふかし


他はなんとか食べたがどうしてもじゃがいもは喉に詰まって通らなくて
ワタシは残してしまった

それを見た先生が言った「ぁら?残すのはダメよ食べるまで部屋には返しませんょ」




ワタシは朝まで食堂にいた
暖房も無かった

そう言った先生は夜で仕事が終わりワタシを食堂に残しているのを忘れ帰ってしまっていた


それ以来じゃがいもは食べれない

というか食べないに近いと思う
あの日結局食べらず朝部屋に帰ったのでワタシの中でまだ終わっていないんだと思う




この頃から意地の張り方は半端なかった
寒くて熱もあり倒れそうになったが
泣きもせず
じっと椅子に座ったまま朝を迎えた

それを見つけた先生は
なぜかワタシを怒った

「何しとるの!?いい加減にしなさいっっ嫌みなの!?」






ワタシガワルイノ??






結局その施設での生活はすぐ終わりワタシは新しい施設へ移る事になる

歩み

祖母は毎日お酒を一杯晩酌として飲んでいた

しかし いつのまにか
一杯が二杯
二杯が三杯に…


いつの間にか1日一升


今思うとパチンコに負け続けて父からの仕送りも使い果たしていたのだと思う

祖母はイライラしていた

毎日 毎日
酒を飲み続けた

しまいにはワタシに手をあげるようになっていた
だけど怖いとは感じなかった

「これが当たり前」なんだと思っていた
だから殴られている事も誰にも言わなかった


祖母は毎日
パチンコ→酒だけの生活

すぐにツケは回ってきた
いつの日からか
入退院を繰り返す様に


しばらくは叔母が泊まり込みワタシの面倒をみてくれてぃたが
叔母にも家族はある その上叔母の家族も色々と大変な時期でワタシを見る時間などなかった




ある日の事ワタシは急に祖母から告げられた

「来週から施設で暮らしなさい。アンタをうちでは見れないから 仕方ないんだょ」



「うん わかった」
不思議と悲しくなかったなんとなくわかっていたから
別に抵抗もなかった
捨てられるよりはマシだと思った



そしてワタシは誰にもお別れをしないままその街を出る事になる
大好きな自転車も
宝物だったミニカーも
お気に入りの本も
荷物にはなかった


ワタシが持って出たのは
入居手続きの紙と
洋服だけ
ワタシがワタシだと分かるものは何1つなかった

歩み

幼少時代~



祖母と暮らしはじめたワタシはそれなりに成長
もの心ついた時には
母の記憶と共に父の記憶もなかった
相変わらず父は県外の仕事ばかり 会う事はほとんど無かった



祖母は背が高くスラッとした体型で 若い頃は
ミスコン的な大会で優勝した事もあるほど美人だった

祖母も母と同じく金使いも荒く
料理もまったくしない人
祖母の実家はお金持ちで親戚には今も現役の有名な政治家やらホテル経営など
いわゆるお嬢様
家事なんかしたこともなければ 節約なんて縁のなぃ人 それが原因で祖父とは別居状態だった

なので祖母の家には叔母が毎日家事をしにきてぃた
祖母は朝から着飾ってパチンコ屋へ
ワタシは叔母と1日の大半を過ごしていた

両親もいなければ
祖母もほとんど居ない毎日だったが 特に疑問に思った事はなかった

それがどこの家も当たり前だと思っていたから



ワタシの住んでいた所はどこも荒んでいた

酒乱の男

やくざ

ワケありで逃げてきてぃる夫婦

家族に見捨てられた老人
そんな人間ばかりが集まっている いわばスラムのような所
事件なんかしょっちゅうだった

だけどワタシはそこの生活が好きでたまらなかった
近所の子たちと 野球
サッカー 生き物を捕まえたり 空き家に入りこんだり

いつも大人に叱られてばかりで女の子と遊ぶ事はまったくなく 毎日泥だらけになり遊んでいた