私の祖父が亡くなって、もうすぐ2年となります。
あっという間に2年が経ちました。
時間は経過しましたが、
私の気持ちは時間のように進んでいきません。
祖父とは生まれてから社会人になるまで
一緒に住んでいました。
タクシー運転手をしていた祖父は運転が
好きだったので、
私が遊びに行くときは
いつも乗せていってくれ、
私のことをとても大切にしてくれました。
そんな祖父に恩返しをするため、
社会人になってからはご飯や日帰り旅行に
連れていきました。
私の子どもが生まれた時は
とても喜んでくれました。
子どもに会うのが楽しみだったので、
毎週祖父のところに連れて行きました。
できる限りのことはしたので後悔はありません。
実家に帰るとまだいるのではないかと
思うことがあります。
そうすると寂しさが私を襲ってきます。
もう二度と会うことはできない。
でも、
私が祖父を忘れなければ私の中で
ずっと生き続けます。
そして、
目を閉じて思い出せば
いつでも会うことができます。
いつか違う世界で会うまでは
私は絶対に忘れません。
それまでは空の上から
私達のことを見守ってください。