痛いときにさする意味

先日、我が家の胃腸風邪の大流行～

特に、旦那さんと真ん中ちゃんの腹痛が強く…

娘の痛がりようは、見ててもつらい…

ただ、娘の背中やお腹をさするだけしかできません

でも、さすっているとうとうと寝てくれます

さするのをやめると、また痛みだす…

でも～
このさするという行為は、とても利にかなった方法なんです

痛みを伝える神経回路は２つあります。

ひとつは、鋭い痛みを伝える神経
    この神経回路は、触覚・温覚も伝える神経
    怪我をして、最初にくる痛みはこっち

もう１つは、鈍痛を伝える神経
    この神経回路は、不安・イライラも増強
    後からくる痛みは、こっち
    (腹痛は、鈍痛のほうです)
   
脊髄には、痛みをcontrolするゲートがあります。

このゲートが開くと、痛みを感じます。
不安感などの精神的なものでも、ゲートは開きます。

ただ、このゲート…
さする、撫でるという触覚・温覚刺激や安心感などで閉じ、痛みを軽減するのです

これが、ゲート・コントロール理論です。

なので～
痛みを感じた時に、無意識に撫でるのも…
自分で痛みを軽減させようとしているんです。

そして、辛い時に側で触れられているだけでも、安心したり落ち着いたりする経験は、誰にでもあります

痛みを根本から取り除くのは、出来ないけど…

側でたださるってあげるだけでも、ちゃんとしたケアです

もし、子供が痛がったりしたら…
お母さんの手でさすってあげてくださいね

お母さんの手が魔法の手になるって、凄い～♪

これが手当てなんですね～

人間って、凄い