皆さんこんばんは。

 

今日はお客様よりルアーに使うスプリットリングとソリッドリング(溶接リング含む)について教えてとのご依頼を頂きましたので、私なりの選び方、使い方を書かせて頂きます。

 

スプリットリングは螺旋状に針金を二重に巻いた物。

ソリッドリングは極端に言えば鉄板を型抜きした溶接部分の無い物となります。

ピンボケで申し訳ありませんが上がソリッドリング

下がスプリットリング

 

使われる用途としてスプリットリングはフックをルアーに取り付ける為とメタルジグのアイとアシストフック、リーダーを繋ぐための備品。

ソリッドリングはアシストフックに装着する備品となりますね。

さて、この選び方となると教えてくれる情報となると皆無に近いのではないでしょうか。

そんなお悩みを私の経験から選択方法を書かせて頂きます。

 

スプリットリングはルアーのアイの芯径と同等、若しくは太い物を選ぶのが基本だと考えますが、問題はフックの芯径も考えなくてはいけないと言う事に繋がります。

フックには太軸の物と細軸の物が有るので交換の際はスプリットリングも交換する必要が有ると思います。

ここで注意しておきますが、リングの径でなく、芯径で有る事。

私の具体的なリングの大きさ設定。

 

プラスティック製ルアーの場合

 3cm~ 6cm              #2

 7cm~11cm              #3

12cm~16cm              #4~

これも、ルアーによっては芯径が太い物が有るので、必ずフックの芯径に合わせる事をお忘れなく。

 

メタルジグの場合

  5g~ 28g              #2

 30g~ 60g              #3

 80g~150g              #4

160g~300g              #5

 

大間かに書いていますが、一つの目安として頂いても良いのかなと思います。

 

ソリッドリング

はっきり言ってメタルジグ、大型トップウォーターにしか使用しませんが、大は小を兼ねると言った考え方で良いと思います。

アシストフックに使用する場合は20g以上で内径4mm以上の物を300gまでの物に使用できます。

20g以下の物には内径3mmの物で良いと思います。

スプリットリングの数倍の強度が有るので芯径は関係なく内径だけの判断で良いと思います。

 

ここで、小型のメタルジグに付けるアシストフックについてですが、どうしてもスプリットリング、ソリッドリングが小さくなりすぎて、販売されていない事が有ります。

こんな時、私は直付けをしています。

フリーに動かない分フッキング率が落ちるのではと思われるかも知れませんがそんなことは全くありません。

出来れば、大型のジグでも行いたいのですが、やはりアシストラインのアイによる摩耗が心配なのでリング類は使用しています。

 

少し、簡単に書かせて頂きましたが、これはあくまでも私の選び方なので参考までとお考えくださいませ。

 

以上、なんちゃっての薀蓄でした(^_^;)