お客様目線は大事。なんだけどwin-winが一番大事
最近、自分の考え方があまりにも『お客様視点』というか、システム会社が一方的に価値観を押し付けるでは無くて、お客様の要望をすくいあげる事が大事だと思う!みたいな事を言っていて。それ自体は絶対間違ってないという確信と、今後の時代はそれが必要という信念はもちろんあるわけなんだけど、自分も時々不安になるわけです。言ってる事間違ってないんだけど伝え方が誤解あたえないかな。とか。自分がまだ若い頃、間違った事があったのよ。あまりにもお客様視点の方に頭が寄り過ぎて、自分の会社の利益よりお客様の事を優先しちゃってたんじゃないかみたいな事が。あるお客様の案件で、頼まれてもいない機能まで「これも要りますよね」って先回りして作り込んで、追加費用ももらわず、納期も自分たちが残業して吸収して。お客様には「浜野さん助かるわー」って喜ばれて、自分も気持ちよかった。でも気づいたら、うちの会社はその案件でほとんど利益が出てなかった。お客様は勝った。でもうちは勝ってなかった。当時は『自分の会社よりお客様』なんて思ってたわけじゃない。むしろ無意識だった。それが怖い。お客様を優先しようと思ってなくても、結果的にそうなってる事は普通に起こるんだよね。『お客様は神様です!』みたいなのが当たり前だった世代だからさ。でも今はお客様と提供者が、主従みたいな時代じゃないじゃないですか。だからどっちかに有利みたいな構図じゃない今の時代は良い時代になったなーとは思うわけ。どちらかが勝って、どちらかが負ける時代ではないね。どっちも勝つ事を目指さないとダメなんだね。でもどっちも勝つ状態って凄い難しい。シーソーに乗ってれば、乗ってる2人が力を抜けば必ずどっちかに傾くように、デフォルトは均衡じゃないのよ。どっちもが足で地面を蹴って調整しないと、地面と水平の均衡状態にはならないわけ。それくらい異なる二者が均衡保つのは難しい。で、自分はこの構図で言えば、片側の経営サイドなんで、自分が負けるようにしちゃダメだけど、自分が勝って相手が負けりゃそれでいいって良いわけでもない。システムの仕事なんかは、うちのシステムを入れた事で相手が勝ってくれなければ結局うちの会社の成長もない。システム自体がお金を産むわけじゃないからね。システムを使ってビジネスしてくれる会社が儲かって始めてうちの会社に利益を還元して頂けると思っているので。だけどうちが我慢して我慢して我慢してお客様を勝たせるという事も出来ない。こういう事を少なくともうちの従業員に伝えたいのだけど、さぁなんと伝えれば良いのか。自分の語彙力の無さが悲しい。。何を言いたいかわかんなくなってきたけど、お客様だけが勝っても続かない。提供者だけが勝っても続かない。シーソーを水平に保ち続ける努力こそが、本当の『お客様目線』なんじゃないかな。と思ってます。