連帯納付義務(れんたいのうふぎむ)
みなさま、こんにちは。
終活アドバイザーの松本尚子です。
日テレの水曜ドラマ「トッカン」
特別国税徴収官が税金を取り立てる話ですが、
昨日のS(エス=差し押さえ)は相続税。
レストラン経営者の男性が亡くなり、6億円の相続が発生。
法定相続分通り、妻が3億円、3人の娘が
それぞれ1億円づつ相続する。
妻と三女は納税したが、長女・次女は税金滞納中。
そこで出てくるのが『連帯納付義務』
相続人の誰かが滞納している場合、他の相続人がその分もお互いに連帯して納付しなければならない制度(つまり、相続税の肩代わり)
納税義務を巡ってバラバラになる家族を繋ぎとめようと
税務署職員(井上真央)が奮闘する。
連帯納付義務を取り上げるのかぁ・・・と感心していたら
自分の主張を繰り広げる、滞納者の長女・次女が言い争う
描写も圧巻でした(ドラマだしね・・・苦笑)
フィクションですから、最後は丸く収まりましたが、
ノンフィクションでも、あれくらいの喧嘩はあるでしょうし、
リアルでは、ドラマのように簡単には収まりません。
相続税が発生しそうな財産を相続しそうな人は
税金分のキャッシュの用意をお忘れなく。