お迎え体験
みなさま、こんにちは。
終活アドバイザーの松本尚子です。
昨日のクローズアップ現代(NHK)で
「天国からのお迎え
~穏やかな看取りとは~」
を放送していました。
放送内容のダイジェストはこちら 。
お迎え現象とは、「死んだ親父が会いに来た・・・」などの
死をまじかに体験すると言われるものです。
ドラマなどでは「もう、お迎えが来たから・・・」と表現される、
あの現象です。
宗教的?ちょっとスピリチャルな現象のようですが、
医学的には「脳の活動が弱くなってみる幻覚症状」で、
穏やかな死を迎えるプロセスとして、心理的自衛作用を起こし、
脳の記憶と経験が「お迎え現象」を呼ぶとも考えられています。
在宅で看取ったご家族の4割が「お迎え」を体験して、
そのうちの8割が、穏やかに看取ることができた、
という学術調査も発表されています。
学術調査の抜粋はこちら 。
このお迎え現象、多くの場合「自宅で亡くなった方」に現れ、
病院で亡くなる方には稀なケースだそうです。
今後、在宅介護が多くなっていく
→お迎え現象を体験することが多くなる
→家族の死を受け入れやすい環境になる
→穏やかな看取りができる
というのが、番組のテーマかな?と推測しますが、
「家族の死を受け入れる」難しさを痛感しました。
ちゃこ