遺骨に残った金属売却 | はっぴー相続研究所(世田谷)

遺骨に残った金属売却

みなさま、こんにちは。
終活アドバイザー@ちゃこです。

遺骨に残った金属売却で自治体財源に 名古屋市07年1019万円
 みうらじゅん氏は、1958年京都生まれ。イラストレーター、エッセイスト、ミュージシャン、ラジオDJ..........≪続きを読む≫
金・プラチナの買取が高値で行われている昨今、
遺骨に残った金属売却が自治体の財源に
なるなんて・・・目

東日本と西日本では、遺骨の処理方法が違い
東は、骨上げのさいに全部の骨を収める「全収骨」
西は、喉仏を中心に一部の骨を収める「部分収骨」
なんだそう。

収まらなかった骨は、共同墓地などに合葬されたり、
火葬場を運営する自治体が、専門の処理業者に
委託して埋葬しているそうです。

「残骨灰」(骨壺に入らなかった遺灰)に含まれた
有価金属には、金歯、指輪、人工骨・関節に含まれる
金・銀・パラジウムなどがあり、それらを売却して、
自治体の財源にする制度を福岡市は導入済み。

「これって、自治体の横領では?」

と思われるかもしれませんが、

(火葬後に残留する金歯くずは)慣例上骨上げが終わると同時に市町村の所有物になる

という昭和14年の判決を基準としている自治体が多いのです。


名古屋市の収益は、1019万円(2007年度)

東京都の収益は、320万円(2007年度)

とも報じられています。


金の価格上昇、レアメタルの貴重性を考えさせる

いまどきのお葬式風景といえましょうか。。。



ちゃこ