↑の続きでございます。

パート3。

もしかしてプレイバックですらパート2までだというのに、厚かましくてすみません。





本命X高校推薦入試の受験番号は482


めっちゃええ番号やん😍


わたしはめちゃくちゃ偶数が好きな女です。

おそらく、自宅の固定電話の番号が2と6しかなくて

携帯番号は4と8しかないからだと思われます。


合格発表で見つけるに相応しい番号やわ!



推薦入試数日前、

ネギ坊主と旦那は電車での行き方をシミュレーション。

当日スマホも持てないし

駅からちょっと遠いので、

ちゃんと着けるかどうか心配で心配で…


で、結局またわたしについて行けと。


なんのためのシミュレーションやってん。


どんだけ心配症やねん、

うちの旦那は岡田あーみんか。


ついてこられるネギ坊主本人でさえ


なんのためのシミュレーションやってん。


って嘆いていたわ。



なので当日の朝、ついて行ったけど

駅からX高校までの徒歩20分くらいの距離、

シミュレーションしたネギ坊主

シミュレーションしてない母親のわたし。

ついて行ってるのはむしろわたしのほう。


シミの数はわたしの圧勝だけど。

ュレーションはネギしかしてないから。


どんどん歩いて約20分。

何度も車では通ってたX高校付近の

見慣れた景色が見えてきました。


「ここでええわ。」


そう言ってネギ坊主は他の受験生と思われる波に紛れ

信号を渡り、曲がり角に消えていきました。


その姿を見届けたあと、

さあ…また20分を歩いて帰るか。

シミだらけの顔で。

と思って歩き始めたら


「すみません、X高校ってどこですか?」


って、中3ぽい男子が聞いてきました。


続けて


「僕、オープンスクールとか行ってなくて、場所わからないんです」


と言ってきました。



オープンスクールに行ってない男子。


この子はもしかして。


「もしかして、P中学のエスくん?」


「あ、ハイ、そうです」



ネギ坊主が

最近友だちになったバスケ仲間に

同じX高校を受けるエスくんて子がいるけど

オープンスクールに行ってなくて道がわからないから

一緒に行こうと言われている


と数日前に言っていて


結局、電車の沿線が違ったので別々に行くことになったそうですが、そのエスくん。

ュレーションのほうではなく、

シミの方を引き当てました。


「わたし、ネギ坊主のお母さんだよ」


「あっそうなんですか」


「だから知ってる!一緒に行こう!」


…と

息子とは数百メートル離れた場所で別れたけれど

これも何かの縁、初めて会った息子の友だちと

結局、校門の前まで一緒に歩いていきました。


「間に合って良かったね!

頑張っておいで〜🙋‍♀️」


エスくんのことも見えなくなるまで見届けたあと

振り返って25分くらいの距離を戻ることに。


頭の中ではサザエさんのエンディングテーマが流れていました。

だってもうこれ、サザエさんの世界やん。

なんのオチもないけど。


このことを後でうちの岡田あーみんに伝えると


「ソイツが受かって、ネギが落ちたらやってられんな」


オイ、あーーみんよ🫠🫠


2人とも受かったらええやんけ。



そして家に着いたサザエさんことわたしは

息子が試験を頑張ってる時間に

また昼寝をしてネギの帰宅を待つことに。


「面接もできた、小論文も書けた」


ネギの帰宅第一声はこうでした。


そうか。

じゃあきっと良い結果だろうし

仮にダメだったとしても

他の子がもっとすごかっただけで

あんたは何も悪くない。

うまくできなくて

「うまくできてたら受かってたのかな」ってなるより

絶対いいもんね。

おつかれ。


と伝え。



合格発表までの5日間。


…長い。


とりあえず勉強しときなさいよ

って、なんかフワフワした気持ちで伝えます。


発表当日、関西ローカルの情報番組の星占いでは

わたし、さそり座のラッキーアイテムが

オレンジのものを身につける

だったので、この服装で行くことに決めました。


↓↓↓





発表は車で行き、近くの駐車場に停めて

グルーっと校舎を歩いて正門を目指していると

3階の教室の窓からX高校の男子生徒が窓を開けて


「頑張ってきてな💪」


って言ってくれました。


が、頑張らないとあかんのは5日前やってん🥹

でもありがとう🥹


その直後、発表の掲示がされる時刻になり

まだ校舎内に入れていなかったわたしたち。


キャーッ💕


っていう、嬉しい悲鳴ってやつがたくさん耳に入ってきました。


悲鳴の数ほど、ネギ坊主の確率は低くなる。


速くなったネギ坊主の足に着いていくのに必死。


正門を入ったら、すでに発表を見た他の子たちが

いろんな表情ですれ違っていきます。

その群れをかき分けて、

さっき悲鳴が聞こえてきた場所まで。


発表の掲示板を見つけて、

すぐにわたしは気づいてしまった。

わたし目は悪いけど、

一瞬で目当ての数字を見つけるのは得意なのかもしれません。



我が家の岡田あーみんの発言が現実になりました。


481と483の、奇数はあったんだけどなあ〜😭




まだ続きますが、特にオチもありません笑

大丈夫かな?😂


続き↓↓↓