「改善」と「改良」

「改善」と「改良」

コピーを書いたり、書籍をつくったり、いろいろとしています。

◉9.19(Sat)

 

 今、制作している子ども向けの書籍の作業が終盤を迎えようとしています。いろいろとご迷惑をおかけしましたが、なんとか終わりが近付いています。こんかいのことで、どれだけのひとに嫌われたのか、想像を絶しますが、著者の方があかるくハッピーな方なので、日本と海外でのオンライン電話で励まされつつ、なんとかなりました。ありがとうございました。

 

 きのうアップされて気づいたのですが、國友公司さんのYouTubeはおもしろかったです。出版社にたいする思いに踏み込んだ発言もよかったですし、「ルポライターになってはいけない6つ」というのも、その境地にならないとできないことですね。國友さんは老害にはならないだろうと思います。

 

 また、私が勝手に東京のアニージャと呼んでいる編集者さんからうれしい企画のご提案がありまして、さっそく取材アポを入れてみました。とても緊張しましたが……なんとか乗り越えられそうです。

 

◉9.20(Sun)

 

 ことしに入ってから、奈良にかんする仕事がしたいとおもい、時間があれば、奈良市だけではなくて、橿原市、天理市、大和高田市、香芝市、御所市などに足を運んでいます。あるときは、「あるエリアの深夜帯の様子」を観察したいとおもい、臨時の配達のアルバイトにも申し込みましたが、あえなく不採用でした。よっぽど、得体のしれない人間と思われたのかもしれません(ただ、業務内容を質問したときに、「〜だとおもう」「〜と聞いています」と曖昧な返事ばかりでしたので、とても不安でした)。

 

 それで、あやめ池遊園地が閉園したいま、奈良市唯一の遊園地、奈良のUSJと呼ばれる場所へ行ってきました。休日のひとの多さは尋常ではありませんが、シルバーウィーク中ともなれば、小学生ぐらいのこどもがおそろしいほど遊んでいました。 この遊園地がおもしろかったのは、ひらかたパークなどで職員さんが操作するような乗り物を子どもが操作できることでした。でも、なにかトラブルがあったのでしょうか? そういう乗り物は撤去されて、ボールプールとかブランコに様変わり。唯一、ミニSLだけでは自分で操作できるようです。これは貴重な体験ができるはずです。

 

 不動産投資新聞「楽待」にコラムを書きましたので、ぜひとも読んでほしいと思います。とても、さわやかで歴史を感じさせる古本屋さん物件のお話です。

 

 

 

 

◉9.21(Mon)敬老の日

 

「Tシャツが乾くまで」(TBS)をNetflixで見終えました。とてもおもしろかったので、その感想を書く仕事がこないかと期待しています。マガジンハウスから依頼が来ませんかね。 そういえば、演出家の石井ふく子さんが100歳をむかえられて、小池都知事から敬老の日のお祝いをもらっているニュースをみました。ぼくは、めちゃくちゃハードコアな映画やドラマが好きなのですが、生粋のおばあちゃん子でもあったので、「渡る世間は鬼ばかり」(Tシャツと同じTBS)のヘビーウォッチャーでもあります。AI橋田壽賀子版までちゃんと観ていますので、マガジンハウスの『BRUTUS』で石井ふく子特集をするときはぜひとも、なにか書かせてほしいと本気で思っています。 ちなみに、非公式版だったと聞きましたが、日本で唯一(?)の「渡鬼本」とも言われる『鬼 岡倉家の人々』(三一書房、1999年)の執筆者のひとりとお知り合いですので、その方といっしょに書きたいと思っています。発注お待ちしています、マガジンハウスさん。

 

 

 

 

 

◉9.22(Tue)

 

 午前中は、オンラインでのヒアリングがひとつ。興味深い、ものづくりのお話にうなずくことばかり。いまお仕事をしているデザイナーさんに言われた言葉に、「ひとつのことにどれだけ時間を掛けられるか」が、クオリティーそのものであると教わりました。それができないのは、車を買ったり、オフィスを借りたい、余計な出費を増やすからだとも。佐藤可士和さんにも、そのお話を聞いてみたいなと思います。

 

 今週、いちばん残念だったのは、中田ボタンさんが78歳で亡くなられたことですね。桂小文枝師匠のYouTubeで元気な姿を拝見し、入院するさいに「……ちょっと、まあ、そういう方に準備をしてもろて」と、70歳をこえてもなお、色気のあるお話をされていたので、また復活されるとばかり思っていました。 思い出すのは、なぜかウィキペディアにも情報が存在していない、明石家さんまさんがメインを務めたトーク番組『明石家出版』(日本テレビ系列、1997年)にボタンさんがゲスト出演された回ですね。それまでのゲストは、研ナオコ、美輪明宏、小堺一機、月亭八方など、全国でも名前が知られた方々でしたが、どういう経緯でボタンさんが出演されたのか、当時としても不思議も思いました。 出版社の設定で、書籍のネタを決める企画会議のテイで、ゲストにいろいろなトークをしてもらう趣旨だったと思うのですが、ボタンさんは借金生活を赤裸々に語っていたのが印象的でした。「借金の追い込みの電話が来たらこちらから出向く。居留守は使わない」とか「たとえ、利子が残っていても、まとまったお金を持っていけばチャラにしてもらえる」など、実体験にもとづく実用的エピソードは芸人さんとは思えない内容だったですね。いちばん書籍向きな話だなと思いましたし、終始、さんまさんが気を使っていたので、相当こわい方なのかなとも感じました。

 

 

◉9.23(Web)シルバーウィーク最終日

 

 きょうは一日、お休みでした。敬老の日になにもできなかったので、大阪で有名な卵をプレゼント。黄身をお箸でつかめることから「さしみ卵」と呼ばれていて、栄養価もたかく、新鮮ということを伝えて、プレゼントをしましたが、それほど喜んでいる様子ではありませんでした。これはやっぱり、九州出身でむかしは、そういうものばかりを食べてきたからかもしれません。ふつうに、和菓子のほうがよかったのかなと反省しました。

 

 以前からXで話題になっていた、「ライターやめます宣言」について、國友公司さんが自身のYouTubeでズバリと「AI台頭によるライター業の弊害」を語ってくれていました。基本的にはおなじ意見でした(そのうち、AI搭載のロボットが取材のために街に繰り出すという世界が来ると……という見立てだけには乗れませんでした)。ほんとに2〜3年ぐらい前に、コピーライターの先輩Mさんが、AIでの文章作成能力の高さを評価していて、「もう文章をうまくまとめるだけのライターは仕事が無くなると思うよ」とそっと教えてくれたことを思い出しました。Mさんは、コピーの仕事もしていると思うのですが、仕事の大部分はプランニングになっているかと思います。ぼくも2年前に、ブランド戦略や企業のコアを練り上げるスキルを高めて「ブランディングプロデューサー」という肩書きを付ければよかったと思うばかりです。

 

「さしみ卵」をつくった卵焼きは、卵の味が濃いので味付けを倍ぐらいしないといけません。だから、塩分の摂りすぎには注意が必要かもしれません。

 

◉9.24(Thu)

 

 この日はいちにち、先日取材した原稿のまとめ。ライターを脅かし続けるAIですが、複数のコメントを適度に入れながら一本の記事にする能力については、まだそこまで発達していないのかもしれません。もしかすると、そういう記事を書くライターの多くが、年齢層が高いため、AIを活用していない可能性もあります。だから、時間が掛かってしまいます。

 

 先日ここで書きましたが、1年以上、温めてきた企画を採用してくださった雑誌がありまして、小躍りするほど嬉しかったので、即座にアポ取りをすすめたのですが、お返事が芳しくない。一般の企業や商店、事務所に所属するタレントの方々であれば、取材を受け入れてもらえるか否かは別にして窓口がはっきりとしているのでアポ入れはしやすい。でも今回は、「伝説の人物」で、なんとか手に入れた電話番号も本物かどうかと疑っていたのですが、なんとか本物でした。いや、緊張のあまり「(雑誌名)」の編集者のはしもとです」と噓をつく有様でした(のちに、外部ライターであると訂正をしています)。

 

◉9.25(Fri)

 

 来月提出予定の書籍用の原稿をカタカタとすすめました。自己啓発的な要素を慎重に踏まえつつ、一章ずつ進めています。担当者の方が声をあげて笑ってくれたら御の字です。

 

 だいたい週末は、休日にはいる前に週明けの段取りなどもあって、いろいろな方がお電話をしてくださいます。それをしっかりメモをとり、謝るべきひとにはちゃんと謝って、ゆっくりと夜が更けていきました。こころの支えとなったのは、ひょんなきっかけからお知り合いとなった映像ディレクターの井上大輔さんとのX上でのやりとりでした。人との距離感が天才的にお上手なので、どれだけこちらが悪ふざけをしても(たぶん)笑って許してくださる方です。

 

 

 

 

 

ということで、9月の4週目が終了です。来週からは、いよいよ10月に入ります。ずっと気になっているのは、Yさんへ提出している企画です。長年、追いかけてきた某タレントさんへのインタビュー企画、採用してくれることをこころから信じ続けています。

 

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[10月25日 発売]

書籍『鬼畜 青山正明』

【著者:五庵保典さん 定価:本体3,000円+税 出版社:清談社Publico】

 

1990年代に一大センセーションを巻き起こした〝鬼畜・悪趣味カルチャー〟ブームの中核を担った青山正明初の評伝が発売! 青山の知られざる不遇時代、ブレイク期、危険な遊びに没頭し壮絶な最期を遂げるまで、関係者の証言を軸にその人生を振り返っていく一冊です。その編集を担当しました。1980年代〜90年代の雑誌文化やサブカルチャーに関心をお持ちの方は必読の内容かと思います。よろしくお願いします。

詳細は【コチラ】からどうぞ。