憧憬の地ブルターニュ展に行ってきた。

印象派画家のみならず、当時日本からも多くの画家がフランスブルターニュ地方を訪れて作品に残してることは興味深い。この展覧会でブルターニュに何があるのか確認出来るよ。


展示されているのはブーダン、モネ、シニャック、ホーガンら。特にブーダンは空の王者と呼ばれるだけあって、ブルターニュの海岸と空をダイナミックに描いてるね。

日本からもパリ経由でブルターニュを描いた画家が多いことを初めて知った。この展覧会では黒田清輝、藤田嗣治、坂本繁二郎らが見られる。


クロードモネ 嵐のベリール

ポールゴーガン 海辺に立つブルターニュの少女たち

ポールセリュジエ ブルターニュのアンヌ女公への礼賛

シャルルコッテ 悲嘆、海の犠牲者

ブルターニュが画家たちを惹きつけたのは雄大な自然のみならず、古代遺跡や素朴で信仰心の強い人々といった異境要素が多くあったことだったみたいだね。

この魅力的な土地で多くの画家が創作意欲を掻き立てたんだろうな。画家が使った旅行用トランクも展示されており当時の様子を伺い知ることが出来る。

フランスに行くのならブルターニュにも寄りたいね。

2023年6月11日まで国立西洋美術館で開催中