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みぃこと申します
田舎で3人の子ども達
(中2女子、小5男子、小1男子)に
毎日振り回されながら
子育てを楽しんでいます
うまくいかない日もあるけど
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こんにちは
今日は気持ちの良い秋晴れでして
午前中に床掃除して
ハッカ油スプレーで二度吹き。
気持ちよくて、本読みながら寝てしまいました
ぐぅ。誰も起こしてくれない
そっとタオルケットをかけてくれた君。
多分次男やな。
途中まで一諸に転がって本を読んでいたので。ありがとうね〜
さて先日の楽天セールで購入したコチラの本。面白かったです
少年野球やってるお子さんを持つ方、特にコーチや監督首脳陣は読んだ方がいい一冊。
Amazonで酷評されていたから
どうかなぁ、と思ってたんだけど
めっちゃ勉強になりました
私も
少年野球に続く訳の分からない慣習
(丸坊主、お揃いの黒のスパイク)
意味の持たない根性論的な練習方法
(素振り1000本、手首折れます)
試合での勝利史上主義に疑問を持つ親の1人
だったので、著者である氏原さんの緻密な取材のレポを読んでなるほど〜と感じました
黒のスパイクは熱中症防止でやっと白も許可されました夏の炎天下、下半身から熱が奪われるの知ってました
甲子園へ行くことを
最終ゴールにしちゃダメ。
もっと先の未来を見据えて
才能ある若者の身体やメンタルを指導者が大事にしなきゃいけないよ
この本では野球界が直面している課題に物申し、実際に行動している監督やトレーナー、指導者達の取材がまとめてあります。
だって皆さん、
甲子園で1投手が県試合から決勝戦まで
の1か月で1,000球投げるのが当たり前
ってそりゃ肩痛めますよ。
クレイジー過ぎる
今夏、甲子園で勝ち進んだ
チームのほとんどが2人または
3人のリリーフを投入していました。
エースが登板しない試合もありました。
それもやっと高野連がこの春からのセンバツで「投球制限」について厳密なルールを決定したからです。ただし夏は順延もあり、新たな課題が生まれました。
息子が6年間お世話になった野球チームは
元野球経験者達が首脳陣を仕切り
「しのごの言わずとにかくせぇ(しなさい)」
の一喝で昔ながらの根性論的な練習方法を貫いていました。ただ今の子は「なぜこの練習?意味ある?」の方が強いんですよね。
息子は考えて動くタイプの子だったので
コーチに質問して生意気だと
よく言われていました
この本に紹介されている監督や首脳陣のほとんどが根性論と昭和的価値観と決別し、今の子にあった指導を常にアップデートしています。
選手の身体を労り、プロ野球でも通じる実力を発揮して欲しいと未来を見据えた指導をされています。
甲子園に行ける少年達が一握の砂なら、プロで活躍出来るのはホント僅かなんですよね
甲子園が終わると身体の不調を訴える子も多い。実は栄光の影に隠された事実
彼らは幼い頃から野球しか知りません。
もし故障が続き、野球を諦めたら・・・
息子がお世話になった野球チームでは
ほとんどの子、その親が県内もしくは
県外の野球強豪校にスポーツ推薦で
進むことを望み、甲子園を目指していました
ずっと野球漬けの日々。
頑張れば次に行ける。
ガンバレガンバレって
私も子どもに知らず知らずのうちに
ハッパを掛けていました
野球しか知らないというのは、
純粋なようですが、ある意味残酷。
人生はまだまだ
これからなんです。
野球以外の勉強、社会での存在意義も
見つけて欲しいとこの本に出てくる監督達は語気を強めています。そして、週2日休息日を設けるところも。野球以外の時間を過ごすことも大切です
菊池雄星選手や大谷選手を指導された、花巻東の佐々木監督のレポは、選手以外にもこれから受験する子ども達にも響く内容です。それは
毎日日記を書くこと。
目標を掲げ、自分で何が足りないか常に考えて行動する習慣を徹底しています。
人生は選択の連続。
今、それをどうすべきかの葛藤で人間力は養われていきます。
彼らのメジャーで通用する実力は高校時代の習慣にも大きな意味があるのかもしれません。
これから先、子どもの野球離れを防ぎ、もっともっと野球の裾野を広げていきたいなら、野球界が抱えた問題はたくさんの方が知らなければいけないと強く思います。
ウチの子は先日久しぶりに野球をして楽しかったって帰りました。
野球経験があるおかげで、オッサンの草野球でも長男は活躍出来たそう。誰よりも早く並び、試合後のトンボ掛けも丁寧にやる姿は、オッサンの心を鷲掴み(笑)礼儀作法や道具を大切にする姿、これは他でもない少年野球のおかげです
ただ、古い古過ぎる慣習は今こそ変えるべき。
子ども達の笑顔を古い価値観が奪い去らないように今こそ大人がやり方を変えていかなければならない大きな課題です。