おはようございます
先日、また小学生の痛ましい
交通事故が発生しました。
私も小学生の子供がいるので
親御さんの気持ちを思うと
本当にいたたまれません
気を付けて歩いていても
絶対安全じゃない
なので、仕事が閑散期の時には
たまに緑のおばちゃんになり
子ども達にこんなことを教えます。
わたし：「通学路を見守るお地蔵さん。
どうしてここに立っているか知ってる？」
子ども達「知らん」
わたし：「昔、ここで交通事故で
亡くなった子がいたんよ。
みんなに気を付けて帰って！
って教えてくれてるんよ。」
子どもは素直なので
それを聞くと、ハッとした顔になり
チョロチョロしてた子も
ちゃんと止まれで立ち止まり
左右を確認して、帰るようになります。
私の住む地域は
四国とは海を挟んだ
お遍路両参りの地区です。
地蔵信仰&お接待文化が根強くあり
地域のおばあさんは
お地蔵さんの前掛けを定期的に新しくします
このボランティア部隊を
前掛けシスターズと言います（笑）
この前掛けが
どういう意味があるのか
こちらに嫁に来るまでは
私自身よく知らなかったのですが
子どもを見守ってくれる
お地蔵さんへの感謝・ご供養があるそう。
今年、私が作った帽子と前掛け
年々高齢化が進み
作り手が減っていくなか
なんと、去年から
私に前掛けシスターズの
順番が回ってきました（笑）
多分、コイツは断らないだろうし
動力ミシン踏めるから何かと使えそう
という理由だそう
「若いんじゃけーしてちょうだいよ」と
夕飯前に突然きたおばちゃん。
(私はアラフォーですが、シスターズの中では若手ですこの辺のシスターズ、結構強引です
）
前掛けは1年風雨に晒されると
ボロボロになるため
年一回は衣替え。
地域のお地蔵さん用に30枚ほど作ります。
縫製会社が多いので、
このボランティアをしていると
沢山の方が生地や資材を提供してくれます
作り方は意外と簡単で
動力ミシンを使えば、1時間程度で完成。
交換を怠るとシスターズOGに怒られるので
私の地域の前掛けはいつも綺麗です
赤い前掛けは、暗闇でもよく目立ち
ドライバーへの注意喚起にもつながります。
最初は面倒だな、と正直思いましたが
これだけ子どもの不慮の事故が続くと
子ども達が毎日無事に帰ることが有り難く
お金はもらえないけど
おかげは十分もらってます
多分こういう時間もたまには良い。
また今年も子ども達の安全を祈って
心を込めて作りたいと思います
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