不覚にも号泣してしまった。

土曜日の午後、何もする気が起こらず、ぼうっとソファに座ってTVのリモコンを適当にいじっていたら、NHKBSだったかな?に入ってしまい、画面から聞こえてきた楽曲を聞いた途端、目頭がじゅわ~と熱くなり、後から後から涙があふれてくる。最後には嗚咽。。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。


 佐村河内守の「交響曲ヒロシマ」。恐るべし。

CDショップで何度かCDを見かけたことはあったけど、「この手の作品」は本能的に避けて通っていたので、本人の画像を見るのも初めてなら、勿論、作品を耳にするのも初めてだったが、TV局の意図なんか、ぶっ飛んでしまった。番組の筋書も彼の過酷な作曲行程も評論家の褒めちぎりもどうでもいい。音楽の持つここまでのパワーに寒気がしたぞ。


 「怖くて凄絶」だった。背中をびびっと何かが走った。だめだ、こりゃ。聞くたびに号泣してしまいそうなので、CDは買わない。あ、思い出しただけで目の奥がつんとしてきた、やばい。

 ・・・でも人間て「泣く」ことによって昇華されることがある。久々に大事にしたい時間だった。(でもあんまり沢山、こういう時間は欲しくない)