自宅のすぐそばに市役所がやっている有名な市民施設があり、震災後は特に種々の企画展や催しが目白押しだし、1階のカフェ&ミュージアムショップがお気に入りなので、散歩がてらよく出かけている。


 この頃、気が付いたことは、このカフェ利用者の高齢化である。ランチタイムなど、明らかにリタイヤしたと思われる高齢の紳士や買い物途中と思われる中高年主婦が一人で食事していたりして、カフェ利用者の実態というのも人口ピラミッドの変化に伴い、変化するものだなと思う。


 同時に20年前のカフェ(喫茶店か)ではちょっと考えにくかった現象だよなとも思う。だってそうでしょ、昔はカフェといえば若者のたまり場だったじゃん。

 言うなれば、その「若者たち」が成長して(?)中高年になって、やっぱり足を運びたくなるのはカフェで、しかもカフェブームのおかげで客単価の高い店が増えたから、今現在の若者はマックとかミスドでお茶してる。そういえば、品質の割には高単価のスタバなんかも中高年者の利用は少なくないよね。


 さらに言えば、みんなけっこうカフェでのスタイルがサマになっていたりするから、時代は社会はまだまだ変化するって思える。うかうかしていられないよって自分に発破かける機会は、小さなことの積み重ねからだね。