震災後、何か心境の変化はありましたか?と尋ねられることがある。

昨年は正直いって、「それどころじゃなかった」ので、まともな回答が出来なかったが、1年と半年も過ぎて、ようやく今、問われれば、こう答えるだろう。


「やりたくないことは、もうやらない」


 この話を、「心はオジサン」をよく知る知り合いにした処、

「それこそ震災前と変わらないじゃん」と言われ、ちょっとメゲたけど(^▽^;)、この思いがいっそう強くなったと付け加えようか。


 だって、「明日はどうなるかわからない」ということを見せつけられたし、経験もした。より具体的に説明すれば、生きていく上で「時間の無駄」と思えることは「やりたくない」ということだ。

 逆に、これは「やりたい」と思ったら、多少いやな思いをしても「やり遂げたい」、そういうことだよ。いっぽう、他人から見ると「無駄」と見えることも「心はオジサン」にとっては「大事な時間」もよりいっそう大事にしたい。


 ますます「人づきあい」が疎遠になりそうな決意だけどな(^_^;)。