私が子供の頃は、洋服売場に行くと、何故か男の子用の洋服はブルー系(寒色)が主流で、女の子用の洋服はピンクなどの暖色系が「当たり前」のように並んでおりました。

 今、思い起こすと、どうやって見つけてきたのか?母は暖色系が嫌いだったようで、どの写真を見ても私はブルー系の色しか着ていません。そのせいか、今でもブルーは大好きな色です。


 大学卒業25周年の同窓会に出席した際に、ある同級生から「失礼、お名前は思い出せないが、いつもブルーの服を着ていた方よね?」と言われ、当時は勿論まったく意識しておりませんでしたが、ははあん、他人に強い印象を残そうと思ったら、色で主張するのも一つの手かもしれんな、と思ったものです。いや、あまりやり過ぎると代議士かと思われるかもしれませんので、話3割で聞いといてね。(^^;)


 今や「青色は男の子が着る色だべ!」(何故か東北弁)などと言おうものなら、「時代錯誤」の烙印を押される「ありがたい」時代になりました。それはそれとして、今も私はブルー系が大好きです。

 印象派の画家が今、あらたにブームになっていますが、ドガもモネもゴッホもセザンヌもブルーの色使いの魔術師たちでありました。見るたびにため息が出る「心はおじさん」です(^^)。