襟元を汚さないようにつけてある白いガーゼのような布が春馬くんがつけると上品な貴公子のように見えるのは私の目がもう春馬くん色に染まってしまっているからだろう。

今日は今まで天外者を観て来た中で一番泣いた。

五代さんのお母様が亡くなった時、はるさんが春馬くんの背中で亡くなった時、大阪商人達の前で演説を始めた時…

沖縄で観る天外者の時はお客様がとても少なく静かだけれど今日観た映画館では四回も大きな拍手が起こって、「春馬くん、聞こえる?」と心の中で呟いた。生きてこの光景を見ることができたら…

春馬くんはこの映画の完成を観ていない…

それが残念で仕方がない…

今日は多くの人が春馬くんに思いを馳せている。

彦星様になって夜空に現れるかな…

私の願いはずっと変わらない…

『春馬くんの魂が穏やかでありますように…』