今日は皆さんお待ちかねのmomokenさんの「わたしを離さないで」のロケ地巡りのレポートが届いております。

悶々としていた私の心に春の風が吹いて、頬を撫でてくれているような気分にさせてくれるレポートです。

役得で、皆さんよりお先に拝読させていただき、良い気分にさせていただきました。

momoken さん、ありがとうございます😊

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「わたしを離さないで」ロケ地巡り


ひたちなか海浜鉄道は、勝田と阿字ヶ浦を結ぶローカル鉄道である。恭子と友彦が二人っきりで心を通わせる貴重なシーンの撮影で使われている。
HARUTOUR後半、那珂湊駅からロケ巡りは始まった。恭子とトモが電車に乗った那珂湊駅。見覚えのある小さな駅舎から入る。ひたちなか海浜鉄道の男性職員が案内してくださる。様々なロケに対応してきた職員さんならではの興味深いお話も聞かせていただいた。
春馬くんを想う女性達は静かにホームに移動する。
恭子が先に乗っていた電車に友彦が後から乗り込んで、二人きりの短い旅が始まった場所。私達は修学旅行のように、いくつかのドアからスムーズに電車に乗り込んで、殿山駅まで移動した。
殿山駅は、住宅街の中にある静かな無人駅である。このホームが、恭子とトモがベンチに座って話したところだ。今はもうベンチはなかったが、座っていた二人の周囲の景色はあの場面のままである。
「やっぱりトモが好きだな。」ドラマの中で数少ない幸福感のある温かいシーン。
ホームや線路の脇は、木々の緑が美しい。のどかな殿山駅は、トモと恭子がひょっこり歩いていそうなメルヘンを感じる駅だった。
案内役の男性職員が春馬くんのことを話してくださった。
若い時の「おーいお茶」のCMで電車の窓際に座って茶畑を眺めているものがあるが、そのシーンは、ひたちなか海浜鉄道で撮影したものだと今回初めて知った。茶畑がありそうな静岡でなく茨城での撮影だったのだ。
「J事務所などは、ガードが固くて、ファンが写真撮ろうとすると止められるんです。
事務所がどう考えていたかは分かりませんが、三浦さんは、いたってオープンで、堂々と駅を歩いていましたね。
オーラが違うから、周囲の人達がびっくりしちやって。びっくりし過ぎて、写真撮ろうとする人はいなかったです。
お茶のCM撮影の時は、那珂湊から勝田の間を往復して、途中の中根という駅のところで撮影してました。折り返しの勝田駅は、市の中心の駅でちゃんとした利用客も多い駅なのですが、そこでホームを堂々と歩かれるもんですから、凄く目立ってしまう。
(思わず笑ってしまう。春馬くんらしいな。)
JRの女性車掌さんも、『最初、この人なに?!と思ってよく見たら三浦春馬だった!』と言ってました。勘違いだとは思いますが、『後ろに花が咲いているように見えた』と言ってました。(いっせいに爆笑。さすが春馬くん。)人混みの中に、雰囲気が違う人がいたって言ってました。」
ツアー会社社長さんが、「三浦さんにお会いになったのですか?」と尋ねると、
「はい、那珂湊駅で見させていただきました。」
「男性からご覧になっても綺麗でしたか?」
「そうですね、中性的と言いましょうか・・・。」
(アイメイクしなくても長い睫毛と澄んだ大きな瞳、白い肌で、スタイルも抜群、女優さんも敵わない美しさだから、このような表現になるのだろう。)
「那珂湊駅でも、あちこち歩かれてましたか?」
「はい、そうですね。那珂湊駅で三浦さんを見た人達も、まとっているオーラが違うって言ってました。」
(好奇心旺盛な春馬くん、撮影の待ち時間に駅内をあちこち見物していたのかな。)
お話を伺っているうちに、阿字ヶ浦行きの電車が来る時間となる。この車両は、恭子とトモが乗ったそのものだとのこと。撮り鉄に知られると大変になってしまうからここだけの話だが、もうすぐリタイアする予定の古い車両だとのことだった。
朱色がベースで窓周囲がクリーム色の一両編成の電車が到着。春馬くんが乗った同じ車両にいっせいに乗り込んだ。トモと恭子が窓から見た踏み切りの向こうに海が見えるシーンのスポットが出発してすぐだった。「ここです。」と教えていただくも、撮影が間に合わなかった。
阿字ヶ浦で降りて、バスで大洗公園に向かう。
トモと恭子が行った「のぞみが崎」が目当てだ。
ひとりでは、この場所にはたどり着けないと思う。
大洗公園の広い駐車場の端の方にある木製階段を下りて行くと、トモと恭子が海を見ていた場所があった。
海には大きな岩が散在していて、岩の周囲には白い波が立っていた。春馬くんも、この岩を見ただろうか。
大洗を後にして、土浦に向かう。土浦市内に入ってから、土浦一高の正門(うまく言えないMVで彼女と待ち合わせした場所)、船が多く係留されている川にかかっている橋(同じくMVで彼女を自転車に乗せて走っているところ)、春馬くんがビリヤードの練習してた建物など、縁の場所が近づくとアナウンスしてくださった。
何もかもが尊いのだ。そして、この集団の中にある春馬愛に感動した。一緒にキュンキュンしながら楽しませていただいた。春馬くんを感じて想う素敵な旅だった。