「生理学的には、
食べ物の好き嫌いが起こる原因は、
遺伝的要素と環境的要素があります」
ということ。
遺伝的要素については、
人間の味覚は
「甘味・塩味・酸味・苦味・うま味の
5つの種類があり、
それぞれ異なる役割を持っています。
わたしたちが食べ物の
「おいしさ」を決定する中心となる
要素としての役割を持ち、
我々にその食材が有益なものか、
有害なものであるかを
伝えるシグナルだと言えるのです」。
そのなかでも「甘味・塩味・うま味は、
わたしたち人間が生きていくために
必要不可欠な栄養素であるもの
苦味や酸味は、
毒物や腐敗物など身体に悪そうなもの。
つまり、お子さまが甘いケーキや塩味の強いフライドポテトを好み、苦みの強いピーマンや酸味の強い酢の物を嫌うのは、本能的なものだと言えるのです」。
これは本能的なものなので、どうしようもないとしても、問題は次の環境的要素。
「どんな食事をするかによって、
後天的に好き嫌いが起こる」そうです。
「最近の研究では、小さいころからいろいろな食べ物の経験(食経験)が豊富な子どもほど、いろいろな食べ物をよく食べることがわかっています。しかも、胎児のころからの食経験が関係していることが、研究からも明らかになりました」。
「人間の舌には味を感じる「味蕾」という器官があり、味蕾は妊娠3か月の胎児から機能し始めます。そのころから、胎盤を通じて胎児は食べ物の味覚を感じているのです」!!
へ~~ぇ。って思いました
でも、でも
乳幼児を育児中のみなさん
まだまだ 色々手はありそうですよね