Ⅰ‐0 健康について
人は生命を与えられてから、太陽の下、自然と戦い、生きていくため、食事・労働(仕事等)・睡眠を1年365日100年若しくは120年生きられるはずが、途中、病気や事故や体質遺伝、環境など、さまざまな理由から、命の終了(寿命)がやってくることが多い。実態は男性81歳、女性88歳の平均寿命となっている。長生きの秘訣は、適切な食事・仕事(労働)・睡眠が続けられれば良いと考えられますが、現実は理屈どおりにはいかない。
病気の原因は色々あるが、ここで考えたいのは、人の「性格」・「生活」の歪みが主に病気を生むことが、現実に多いと感じています。
性格は生まれ持った部分と生活の中で作られる場合があるが、食事においては、好みの違いがあり、「油物が好き」「甘いものが好き」「お酒が好き」「水はあまり飲まない」「野菜は嫌い」これらの歪みが病気の原因となると本人は考えない。
生活は仕事中心で与えられた仕事を一生懸命頑張ることになるが、自分の時間を考えることは少ない、多くの女性は加えて、炊事・洗濯等家事業務抱えている場合が多い。ここで言いたいのは、生活のリズム、無理なく、楽なく、頭(脳)と肉体(身体)を適度に繰り返し使うことの大切を考えるが、現実に考えない、ほとんどの方が結果オーライとなるのが現実かと思える。
病気はこれらの性格・生活の歪みで起こる「自爆(心臓病・腎臓病・糖尿病・高血圧等)による病気」のほか、細菌・ウイルス感染・交通事故等により受ける「被害による病気」等予知出来ないことが多い。
ここでは、これらに対し、事前に考え・知ることで、結果が大きく変わり、後悔を最小限に止めること出来ないか、対応できるかを考えたい。
Ⅰ‐1 気血衛栄とは
東洋医学で伝わる、気の巡りの大切さと血の巡りの大切さが健康の基本としている。
気とはやる気に代表される、前向きに物事を考え、実行していく様と考えます。
血とは血管・リンパ管に流れる、酸素・栄養・酵素・ホルモン等身体の維持の必要な血液の流れる生理現象をさすと考えます。
又、言葉「気血衛栄」の背景には、人間の生命維持には「自然治癒力」を維持・向上を保つことが重要と考える。
気を養うのは、脳の活性化が関与することであり、外出して自然や社会活動にふれ体が対応し、喜怒哀楽を感じて前向きな気持ちが必要と考えます。
血を養うのは、体内時計に即応した、規則正しバランスのとれた食事と活動(仕事・スポーツ・旅行・趣味等)を行うことが必要で、内臓の活性化と睡眠等による、身体の休息・回復・整理等)生命維持のための基本生活の維持が必要と考えます。
Ⅰ‐2 人間の寿命について
職業柄、人の命に直面する場を、数多く経験してきました。
寿命は誰も知ることは出来ないことです。悪性の病気、重篤な病気になると、医者は余命数年と診断しますが、必ずしも一致するとは限りません。
持病があって、その原因でなくなることは多くありますが、悪性の病気に侵される場合が一番つらい思いを感じます。
高齢になり、身体機能が衰え、余命を考える場合が多くあります。
ここで、経験のなかで、命の個人差により、余命を引き延ばす場合があり、ここで体験から紹介しておきたいと思います。
1. 集中治療室で治療して、回復する場合に感じるのは、生命力、生きる力が存在すると思われます。
2. 悪性疾患で余命なしとなっても、生きる目的、気力が命を持たせることがあります。
家族のため、自分のため、是非、「こと」がかなう期限まで、生きたいと頑張る力は、病気を忘れさせることがあると、経験しました。
Ⅰ‐3 身体の管制塔と思う頭部について
頭部には、重要な「脳」のほか、脳幹「延髄、橋、中脳、間脳」や目・耳・鼻・口角があり、中枢機関「運動中枢・知覚中枢・聴覚性言語中枢・運動性言語中枢・皮質聴覚中枢」や松果体・下垂体・小脳・延髄等生命に重要な機関が集まり、頭は頭蓋骨、クモ膜、軟膜と3層構造で守られている。頭蓋骨は前頭部・側頭部・後頭部の4枚で接合されている。
脳の衰えは年齢に比例しているわけでなく、生活と関係して老化を遅らすことができるようである。目の老化、耳の老化は年齢と遺伝や生活(ホルモン分泌等)が関係して、個人差が生じる。歯は乳歯から成人歯へ抜けられるが、歯の衛生管理に支障が生じ、高齢者は歯槽膿漏が原因で全歯入れ歯になる人もいる。
耳には耳石と三半規管等により、音や声を聴き分ける機能のほか、平衡感覚(立つ、寝る姿勢を判別する機能)がある。病院の耳鼻咽喉科では、目・耳・喉の神経情報が連携していて、過労・精神疾患・ストレス等により、機能障害となり、めまいや吐き気が起こり、音が聞き取り難い、難聴になる等複合した症状が現れることがある。
頭には一般で言われる、いくつかの認知機能があります。好きなことしたい。
思う通り出来た。来週の予定を立てることが出来た。講習会で大事なことを学び記憶出来た。
買い物で金額が頭で計算出来た。外出して自宅へスムースに帰宅出来た。
これらの機能は普段の生活に関わっていると考えます。自分で考え、実行すること。外からの要求を理解して対応すること。お金の計算を頭で行い予定通り買い物ができる。これら、室内ではあまり発生しないことで、テレビを何となく見て時間稼ぎの生活では頭の衰えが考えられます。旅行や歌を歌い、気分をリフレッシュ出来る環境を作る必要があり、頭の活性化に結び付くと考えます。
更に言えば、私は仕事で、利用者に運動をしながら、数を数えたり、声を出したりする、身体と、頭の活動を同時に行う必要性を伝えています。