韓国映画「コンクリート・ユートピア」を

観に行きました。未曾有の大災害後の

取り残された人たちのパニック映画という

ことで、先日の地震のこともあり迷いも

ありましたが、とりあえず3連休にこれを

観に行こうと決めていたので行ってきました。

(正直、今年の正月映画は、あまり目玉が

なかった気もします。)


以下、公式ページから解説とあらすじを

お借りしました。


第48回トロント国際映画祭で「『パラサイト 半地下の家族』に続く傑作」(Screen Daily)と高く評価され、第96回アカデミー賞国際長編映画賞の韓国代表作品にも選出された『コンクリート・ユートピア』。大災害のなか唯一崩壊を免れたマンションを舞台に生存者たちの争いを描いた本作は、アジアをはじめヨーロッパ、南米と152か国で上映が決定。世界中から注目されたエンターテインメント大作が、遂に日本上陸する。

世界を襲った未曾有の大災害により一瞬で廃墟と化したソウル。唯一崩落しなかったマンションは、生存者たちで溢れかえっていた。無法地帯となったいま、マンション内でも不法侵入や殺傷、放火が発生。危機を感じた住民たちは主導者を立て、居住者以外を追放し、住民のためのルールを作って“ユートピア”を築き上げることに。住民代表となったのは、902号室のヨンタク。職業不明で冴えないその男は、権力者として君臨したことで次第に狂気を露わにする。そんなヨンタクに傾倒していくミンソンと不信感を抱くミョンファ。極限の状況下でヨンタクの支配が頂点に達したとき、思いもよらない争いが勃発する。そこで明らかになった、その男の本性。果たして男の正体とはー。


ネタバレや感想も含むので、これからご覧に

なる方はここまででサヨウナラ👋





ヨンタクをイ・ビョンホン、ミンソンを

パク・ソジュンが演じました。私は今回、

ソジュンさんを見るためにこの映画を

見たのですが、ブランドのアンバサダーなどの

写真は、七三分けでクラシカルでスタイリッ

シュイメージがあるソジュンさんは、

今回は公務員の役、本当に普通の人の役

なのですが、やっぱりスタイルが際立って

いてかっこいいです。イビョンホンは見る

のは久しぶりです。若い頃は当然ですが、

イケメン役が多かったのに、

今回リーダーに祭り上げられ、次第に

常軌を逸脱していく中年役がとてもハマって

いました。

映画自体はよくできていて面白かったです。

が、スカッとするとか、気分が晴れるタイプの

映画ではないです。

何が正しくて何が間違っていた、というか、

どこから間違えたのか…。第三者が見れば

何とでも言えることでも当事者になったときは

どうするのか。その選択を迫られた時、いつも

正しい方を選べるだろうか、と結構没入して

見てしまうと疲れます。

映画の準主役でソジュンさんの奥さん役のセリフ

「みんな普通の人です」はこの映画の肝であり

キーワードだろうと思いました。