今日は久しぶりに映画に行きました。
「バービー」以来、2ヶ月ぶりくらい。
スコセッシ、デニーロ、ディカプリオと
お馴染みの面々。しかし解説を見て初めて
知りましたが、3人が同時に顔を合わせたのは
初めてらしいです。意外。
「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」
上映時間は206分、3時間半あります。
Z世代に迎合しない、エグい長さ😅
でも、アクションと、長〜い映画こそ、
映画館で観ておいた方がいい気がします。
(アマプラで良いや、て思っても、長いと
家だと集中が切れがちな自分…。)
例によって、あらすじネタバレを含むことも
あるので、何も情報を入れたくない方は
ここでサヨウナラ👋
実話ベースと言う事で、感情ベースと
言うより、出来事重視で展開していきます。
デニーロは、レオの叔父なのですが、登場した
時の会話や言葉の端々に、見た目の穏やかさや
人の良さそうな笑顔と裏腹の仄暗いものを
感じます。そんな叔父を頼りにこの地に来た
レオはワルではないけれど、素直なおバカさん
なので、叔父の思惑通りに行動してしまいます。
年月を経て、色々な事に手を染めてしまいます
が、最後は…?
一番悪い人は誰かと言うことより、なんか
コワイと思ったのは、汚れ仕事(殺人)を
頼まれる人が、普通に断ったりしてること。
だって、断ったら、自分の身も危うくなるのに
「それはやんない」みたいに、選り好みしてる
ってナニ?感覚的に、便利屋さんの仕事の一つ
みたいな、掃除、引越し、殺人、…と並列な
感じが怖いな〜っと。
あと、レオの奥さん。感情が読めない…。
旦那さんに疑い持った事なかったのか…?
そしてやはり、白人の、先住民に対する
エセ隣人感が引き起こす事件だったのかな、
と。「してやった」感が強く、だから引き換え
に「奪っていい」欲望が抑えられないのか。
などなど。
そして、長〜い映画でしたが、長くなかった!
面白かったです。
パンフ売ってなくて買えなかったけど、
解説によると、原作では、レオの役は主役
ではなく、捜査官目線だとか。そしてレオが
捜査官ではなく、このアーネストと言う役を
希望したとか。あー、そちらも観てみたいけど
ワル側の描き方も面白かったです。