過去問はいつぐらいから始めるの?
生徒から、よく過去問はいつ頃から始めたらいいの?って聞かれます。
早いほうがいいけど、あまりに勉強ができない段階だったらあまりする意味もないので、早い人でも高校3年生になってからでいいと思います。
過去問の使い方としては、各大学の傾向をみるためにつかいます。
たとえば物理だったら、力学、熱力学、波動、電気、原子物理の単元がありますが、波動、原子物理はほとんど出題されないといった大学もあります。
大学によっては、本当に怖いほど出題傾向が変わらないところも多いです。
だから、過去問を見てとりあえず出やすい単元を詳しく勉強する。それで余裕があるようなら、出題されにくい単元の勉強も徐々にしていくという形でいいと思います。
がんばってください。
数学の問題がどうしてもわからないとき
数学の問題がどうしても分からないとき
問題を解いて、分からなかったらとりあえず解答を見ると思います。解答をみて理解できたらいいんですけど、それでも理解できないときってありますよね。
そんなときは、イヤになって勉強を投げ出したくなります。でも、そこでにげちゃったらなんにも進歩がないですよね。
そこで数学の問題でまったく分からなかったら、とりあえずでいいから解答をうつしてみるというのも案外いい手ですよ。
解答を見てみてまったく理解できないので、そんなことをしても無駄だと思うかもしれません。
確かにそれほど効果が目に見えてあるわけじゃないけど、分からないからといって何もしないよりははるかにましです。
数学にも数学脳みたいなものがあって、分からなくてもとりあえずでいいから、理解できなくてもいいからとりあえず解答をうつしてみる。
解答を何気なくうつしているだけ、以前までは理解できなかった問題もなんでか知らないけど、ときなおしてみたらできるようになっていた、そういうことも多いです。
数学の勉強法で一番悪いのは、分からない問題がでてきたらその先に進めない人。そういった場合は、できない問題は無視して前に進む。
そしてもうひとつの方法が、今回話した、とりあえず理解できなくてもとりあえず解答をうつしてみることです。
がんばってください。