1冊の問題集でどこまで引き出すことができるかが重要 | 高校数学の達人・河見賢司の日記

1冊の問題集でどこまで引き出すことができるかが重要

おはようございます。河見賢司です。



僕は、高校生のとき橋元さんの物理の問題集を使って勉強をしました。

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僕は、この本で物理の勉強を始めて結果として物理は一番の得意科目になりました。偏差値でいうと70くらいだったと思います。



この本を解いている時「そんな基本的な問題集を解いても、無駄だよ。できるわけがない」なんてことを言われたことがありました。



確かに橋元さんの物理の本は、基本的なことから書かれています。でも僕は、この物理の問題集で勉強をして、もちろん他の問題集でも勉強しましたが結果として偏差値70を超えました。



で、今日何を言いたいのかというと、「一冊の問題集をところんやりぬいて欲しい」ということです。



上記の橋元さんの本は確かに基本的な問題が多いです。でも、それをやりこむことによって、物理の考え方がどんどんと橋元さんに近づいてきます。


ホントに不思議なんですけど、何度も何度も読みこんでいるだけなんですけど、橋元さんの考えがなんだか浸透しているような気がします。



何度も、何度も読むことにより、橋元さんと同じように物理の問題を考えられるようになっていました。もちろん、橋元先生がどのように考えていらっしゃるかということは分かりませんが、問題集と同じように考えられるようになったことは事実です。



そうなると、たとえ違う問題集を解いても、どんどんと問題を解くことができます。



僕に対して「そんな本」といった人は、そういうことを理解できていなかったのだと思います。



どんなに簡単な問題集でもいいです。それをとことんやりぬくことによって、本当に力がつきます。



周りからぐちゃぐちゃ言われることもあると思いますが、「あなたがいいな」と思えた問題集ならなんでもOKです。とにかく徹底的に繰り返すようにしてください。




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