解と係数の関係 | 高校数学の達人・河見賢司の日記

解と係数の関係

こんにちは、河見です。



最近、高校生から「解と係数の関係ですけど、3解のものも覚えたほうがいいですか?」とたて続けに質問されました。



解と係数の関係は、3解のものも覚えておかないといけません。また、解と係数の関係ですが、なぜ成立するのか分からない人も多いですが、簡単に導けます。



たとえばax^3+bx^2+cx+d=0の3解をx=α、β、γとします。そうすると、x=α、β、γを3解にもつような方程式の一つは(x-α)(x-β)(x-γ)=0となります。


これは、分かるよね。例えば(x-1)(x-2)(x-3)=0の方程式はx=1,2,3です。逆からいくとx=1,2,3を3解に持つような3次方程式のひとつは(x-1)(x-2)(x-3)=0です。




方程式の一つはという、少しややこしい表現を使ってきました。どういうことかというと2(x-α)(x-β)(x-γ)=0でも5(x-α)(x-β)(x-γ)=0でも、方程式の解はx=α、β、γです。ということは○(x-α)(x-β)(x-γ)=0の○の部分は何がきてもOKです。



で、○の部分ですが展開した時のx^3の係数と一致します。よって、x^3の係数がaで解がx=α、β、γであるような3次方程式はa(x-α)(x-β)(x-γ)=0となります。



これを展開して、ax^3+bx^2+cx+d=0と係数比較すると、簡単に導くことができます。



解と係数の関係は、受験でもよくでてくるのでしっかりと理解しておいた方がいいです。



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