物理の公式の覚え方 | 高校数学の達人・河見賢司の日記

物理の公式の覚え方

こんにちは、僕は高校生に数学を教えていますが、よく「物理が理解できません」「公式が覚えられません」といったことを高校生から言われます。



その気持ち本当によくわかるんですけど、物理は数学に比べ本当にやる量もすくなくて簡単に理解できると思います。



物理は、いろいろな公式がありますが、それをひとつずつ覚えていきます。普段勉強をするとき、いつも公式をまず書いてから解いていました。



たとえば、距離を求める問題では、どんな問題でもx=v0t+1/2at^2とまず書いてからそれにあてはめて解いていきます。



何回も書いてるので自然と覚えられるようになってきました。




それから、物理の公式ですが、もちろん意味があるものもありますが、単なる実験測というものも多いです。



どういうことかと言うと、「何回も何回も実験をした結果どうやらこの公式にあてはまりそうだ」ということです。



公式がどう導かれたかということを気にする人がいますが、これって実験測なので意味は別にないんです。



「何回も実験したら、どうやらこの公式に従いそうだ」そんな感じです。




みんながよく知っている、運動方程式F=maも、mが小さくなれば成立しないということも分かってきたようです。ですから、物理で習っていることは本当にあいまいなものです。


そのあたりを割り切って、進めていけばいいと思います。




僕は、物理専攻でなく、物理のことはあまり分かりません。今日、話したようなこともひょっとしたら間違いかもしれません。


でも、大学にいるときに物理の教授から聞いた話なので、大きくは間違っていないと思います。


物理は、「そんなもんなんだ」と割り切って、どんどんと進めていけばいいと思います。