指し掛け | 将棋

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将棋上達法(将棋の初段を目指す方への提案・サポート)

「電王戦リベンジマッチ 森下卓九段VSツツカナ戦」は

明け方5時過ぎに「指し掛け」サスペンデットとなりました。


有利・優勢を築き上げた森下九段の「男っぷり」に

感心しつつ、私自身は森下九段が勝利した時のブログを

「ツツカナ君勝利と予想して森下先生ゴメンナサイ」

「新聞記者の予定稿」よろしく書きながら見ておりました。

ボツになってしまいましたが。


繰り返しますが、今回の結果は「指し掛け」

私なりにこのイベントについての雑感を記します。


運営もしくは企画の細部に不備があったことは間違いない

初めての試み満載であり、見切り発射的でないと

このイベント自体実現しなかったのではないかと思れる。

・森下九段は、自分の主張したルール、つまり負けたら

何もいえない状況できっちり勝勢に持ち込んだ。

・言い換えれば「出来るだけミスを防げる条件下では、

まだ人間がソフトに勝てる」を示すことには成功した。

・似たようなイベントが今後出来るか分からないが、

将棋イベントの新たなモデルケースとなった。

・一手10分は、諸刃の剣だった。

・予想通り継盤が面白かった。

・予想以上に森下九段の独り言が面白かった。

・読上げの貞升南女流初段の負担が甚大で

「二人のお子さんを持つママさんの仕事では

ないんじゃないの?」と超心配だった。

総合的に、とても面白かった。


皆さんお疲れ様でございました。