今回は定跡の研究の有効性についての言葉をご紹介します。日本の四間飛車党の党首ともいえる藤井猛九段の言葉です。プロの金言が皆さんの励みになればと思います。
「プロのタイトル戦でも最近は定跡の研究で勝負がつくことがある。そういう将棋をつまらないとみる向きもある。だが、弱者が強者を定跡の力で倒すこともあれば、実力伯仲の者同士が戦い、時として定跡の力で簡単に優劣が分かれ決着がつくこともある。それも将棋というゲームの面白さではないかと思っている。私も楽に勝つために定跡の勉強をしたつもりが、いつの間にか実力のレベルアップにつながっていた。一見地味で面倒に映る定跡の勉強こそが、実は知らず知らずのうちに強くなれる近道なのだ。」
四間飛車の急所3 まえがきより抜粋