私の初段までの道のり、その②
高校に入学したらKというめちゃくちゃ将棋の強い同級生がいたことはお話しました。私はKに毎日、毎日、エブリデイ挑みかかります。2枚落ちで。しかし、全く相手になりません。全くです。ほかの部員とは平手で指しておりましたが(でも部内最弱でした)Kとは毎日2枚落ちでコテンパンです。私は戦法の研究に着手しました。今にして思えば私の序盤研究好きはここから始まりました。そして序盤研究好きの多くの人間がかかる病「終盤弱い病」もわずらってしまいました。
話を戻します。私が2枚落ちの対策として採用したのが、その名も銀多伝戦法です。相当細かい局面まで想定して研究するのですが、悲しいかな自力の違いは明確です。Kは「H(私)もよくめげずに挑んでくるよなー。」といいつつ全く手を緩めずに私をコテンパンにします。約1年弱ほど負け続けるのです。
さて、今回も終盤を鍛える、その②です。
前回は詰将棋について話しましたが今回は必死(必至)です。必死とは「玉にかかった詰めろがどんなことをしても、どんな駒を持っていても振りほどけない状況」を言います。受けなしの状況ですが、受けなしよりもさらに厳しい状況です。有名な将棋の格言で「長い詰みより短い必死」というもがあります。これを私なりに説明すると「長手順の詰みで勝つのは素晴らしいけれど、読みぬけはありませんか?詰ます際にはかなり相手に駒を渡しますよね。途中でミスに気がついても後戻りはできませんよ。そんな危ない橋を渡るより、一手の余裕があるなら必死をかけて勝つのが実戦的ですよね。」といったところです。皆さんご自分の将棋を思い起こしてください。詰むや詰まざるやのギリギリの将棋は10局中何局ありましたか?おそらく1~2局ではないかと考えます。つまり将棋の決着の多くは詰めろをかけて、または詰めろをかけられて投了(終了)するのが多いのです。
結論として言いますと「必死とは詰めろの最上級で、最も将棋の勝利に直結する将棋の技術です。」
必死の力うを養うには必死の形を覚えることです。もう一度いいます必死の形、必死の手筋を暗記してください。そしてその目的のための私のサポート(提案)はいつもの通り超具体的です。以下の本を購入して熟読(繰り返し)してください。寄せが見える本は基礎編のほかに応用編がありますので、基礎編をマスターした際は、応用編も購入して熟読(マスター)して下い。
寄せが見える本 〈基礎編〉 (最強将棋レクチャーブックス (1))/浅川書房
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