ハワイのお話 | 技術部の部屋

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北海道のとあるテレビプロダクションの技術部屋!!
日々の他愛も無い出来事をダラダラと…。

$技術部の部屋 人生で初めてのハワイ。
何度も行きたくなるのが、$技術部の部屋
$技術部の部屋 よく分かります!!
さて、先月にお話し致しました $技術部の部屋
「JALホノルルマラソン2010」。日本同様ロードレースの大会運営に
当っては、安全管理の上で地元警察の絶大なる協力ものと
行われています。
$技術部の部屋 当日も沿道には沢山の警察官と
警備車両が。そこで気になる事が。ムムムム!! よく観るとパトカーの車種が
全部バラバラ。これは一体どう言う事?コーディネータのマイクさんに
聞いてみました。$技術部の部屋
(マイクさん)「実はこの車全て個人管理の自家用車。通常警察が何千台もの
車両を用意するとなると、維持費とその分の駐車場の確保が必要と
なるんです。その負担を減らす為に、車は個人持ち。そして青灯、
スピーカー(サイレン)、無線機と燃料代を支給すると言う仕組み。」

だから、お巡りさん一人に対してパトカー1台の割合。

「更に、自家用だから勿論家に乗って帰るでしょ。そうすると住宅街の
あちこちにパトカーが。これが治安維持に繋がってるんですよ。」
$技術部の部屋 へ~、考えましたね~!!
因に自家用パトカーは、覆面タイプ(脱着式、反転式)では無くパトライトは
固定式。ただ、ボディに直接ではなく薄いルーフキャリアの上に付いてます。
また、このパトライトも色んなタイプが選べるみたいです。
勿論普通のパトカー(日本で言う白パト、パンダ)も存在します。
HPD(Honolulu Police Department)は白にブルーのライン。何とも
シンプルでオシャレ!! 一見するとタクシーに見間違えてしまう。
フォード・クラウンビクトリア・ポリスインターセプターと言って、239HP
4.5L SOHC V8エンジンを搭載しています。アメリカのポリスカー市場では、
ライバルだったシボレー・カプリスが消滅した現在、クラウンビクトリアの
独占状態だそうで、日本で言うとトヨタ・クラウンに相当する車(タクシー
キャブとしても使用されている)です。
名前も似てれば用途も似ていると言う事ですね。
ホノルルはハワイ州の州都でワイキキなどをかかえるハワイ最大の街。
路上犯罪なども多く発生しているので、パトカーも日々忙しく走り回って
いる様です。カーチェイスなどハードな現場で活躍した
クラウン・ビクトリアの多くは、現役引退後払い下げられてタクシーや、
一般ユーザーに引き継がれるそうです。
とにかくタフなクルマであることは間違いない様です!

先程から専門用語、すいません。

そんなクラウンビクトリア。更には、
(マイクさん)「非番の時は、あのパトカーも乗って帰っていいんですよ。
『明日休みなんですよ~。』と上司に言えば、
『あ、いいよ~、乗って帰って。』って言われるんですよ。」

え~!! すげ~!! やるなっ!! HPD!!

(マイクさん)「だから、ビーチに居たら普通にパトカーからグラサンに
タンクトップのお兄ちゃんが降りて来て泳いでくんですよ。勿論治安維持に
繋がってるんです。」$技術部の部屋

やるなっ!! HPD!!
日本じゃあ~、あり得ない。ハワイならではですね!!