Sapporo Punc | 技術部の部屋

技術部の部屋

北海道のとあるテレビプロダクションの技術部屋!!
日々の他愛も無い出来事をダラダラと…。

何かのフェス?いえいえ、違います。
マイカー2号がパンクしました。前輪です。
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実はお恥ずかしい事に、パンク修理した事が無く(;^_^A
自転車屋さんへ。$技術部の部屋
暫くすると御主人が「これ、アカシアだね。」
そう言うと、何やらタイヤに刺さった小さいトゲを見せてくれた。
ほんの5ミリ程度の。
「通称、札幌パンク。またはアカシアパンク。札幌に居たら
避けられないね~。」

アカシア~(正確にはニセアカシア)
北米原産のマメ科の落葉高木。初夏に白い花をつけます。
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札幌に登場したのは1885(明治18)年。欧州から苗木を持ち込み、
街路樹として数年後には駅前通にずらりと並んだそうです。
北原白秋が作詞した「この道」の中で、「アカシアの花が咲いている」と
歌われた並木は、この頃の札幌(現在の北一条通り)がモデルと言われてます。
和名はハリエンジュ(針槐)。$技術部の部屋
枝には細かいとげが無数にあります。


奇麗な花には棘がある。


ニセアカシアは成長が早く、開拓が進んだ明治から昭和にかけては、
早く育つ特性が急速に広がる街の緑化に貢献しました。
ニセアカシアは年に2度ほどの枝切りが必要で、手間と費用も掛かります。
樹種の多様化と管理費削減のなかで次第に敬遠され、
手間のかからないナナカマドやイチョウ、カエデ類が増えてきています。

「多分、そん時(剪定後)の落ちた残りだね。」

この地に来て、早十数年。初めて知りました。

札幌のイメージを醸し出す存在。
これからも長い付き合いになりそうです。