特集―ヒデキマツイ2007(5)負けて、より多くを学ぶ。


松井秀喜というと、甲子園の5連続敬遠が有名だが、打たせてもらえなかった話でなく、打てなかった話というのはあまり聞かない。高1の秋、最初の「壁」にぶち当たったという。
(2007/09/14, 日本経済新聞 朝刊, 37ページ)




現在、ニューヨーク・ヤンキースで活躍中の松井秀喜選手の野球人生の記事です。


松井秀喜選手といえば、日本を代表するアスリートで、プレーもさることながら、その人となりも注目を集めています。


そんな松井選手のすごい所は、相手を認め、努力し、その相手を超えること。


しかも、その努力をあたかも当たり前のように行えることがすごい!


才能ある人が、普通の人以上に努力するのだから当然、勝てるわけがない。


長く活躍する選手は、みんな努力を当たり前のようにできる人ばかり。


逆に、才能があったのに、努力をしなかったためにキラメキを長く続けることのできない選手も多い。


わたし達の多くは、スポーツ選手ではないけど。


でもね、お仕事だって、ビューティーだって、同じこと。


お仕事できる人は、やっぱり努力してるもん!


きれいな人も、やっぱり努力してるもん!


その努力を当たり前のこととしてできるかどうかが大きな分かれ目なのね。


そんな松井選手でも壁はあるみたい。


だから、MVPを受賞してもあまり喜ばない。


「うれしい。でも、もう終わったことですから」


そう言って笑顔もない。


多くの会社や商品が、絶好調の時に次のことを考えていない。


いつかは調子は落ちるもの。


その時のために、調子のいいときも努力を怠らない。


これがマーケティングの基本かもしれません。


そして、もう1つ松井選手のすごい所。


それは、記憶力がいい。


これも、スポーツ選手に限らず、すごい人の共通点かもしれませんね。


まだまだ、努力が必要ですわ。




安倍首相突然の辞任表明―言葉の軽さ、政治の未熟。


あまりにあっけない政権の幕切れだった。
安倍晋三首相は退陣を表明した記者会見で「決断は早いほうがよいと思った」と述べたが、有権者にはどう映っただろう。「なぜ七月の参院選直後でなかったのか」と考えた人が多かったのではないか。続投を「いばらの道」と言ったのは首相自身だった。
(2007/09/13, 日本経済新聞 朝刊)



やはりというか、とうとうというか、突然というか、なんとも唐突な辞任でした。


あと2週間で1年になるという政権だった。


安倍内閣とは一体なんだったのだろうか。


振り返れば「自民党をぶっ壊す」と宣言した小泉純一郎前首相が、昨年九月の総裁選で強く支持したのが安倍氏だ。その後継政権が自民党の真の危機を招いたのは何とも皮肉である。小泉政権は「官から民へ」という構造改革を進めたが、五年半の間、自民党自身の構造改革は遅々として進まなかったともいえる。


安倍内閣がもたらしたもので最も注目すべきはこの点かもしれない。


自民党だけではなく、政治家に国を丸投げしてはいけない。


「美しい日本」は自分達で作らないといけない。


ということかもしれませんね。


街なか再生、これで優等生?――未達の責任、依然あいまい(街よよみがえれ)


街づくり三法の一つで、コンパクトな中心市街地づくりを国が支援する改正中心市街地活性化法(改正中活法)が施行されて約一年。やる気のある自治体が自主的に基本計画をまとめ、国が認定する仕組みで認定数は十八市になった。基本計画をみると、国の認定姿勢と地域の実情に温度差がある。果たして中心街ににぎわいは戻るのだろうか。
(2007/09/12, 日経流通新聞MJ, 1ページ)




日本の少子化は本当に深刻です。


人口が増えていかないわけですから、当然、他のものも全て増えていかなくなる。


先細りになってしまうわけです。


道路を作ったって、その道路を使う人がいない。


立派な施設を作ったって、その施設を使う人がいない。


そんな中でも、東京に目を向けるとまったくそんなことは感じない。


毎日毎日、多くの人で溢れかえっている。


東京で住んでいる限りは、シャッター商店街などテレビの中だけの話に思える。


しかし、現実にはそれが地方都市の実体であり、日本の実体だ。


何しろ、首都圏に住む人口は全体の1割にしか過ぎないわけで、ほとんどの人が地方に住んでいる。


なのにこの地域間格差だ。


そして、東京で集めた税金を、内容も検討せずにとりあえずばら撒く。


これでは一向に改善されるわけがない。



記事の件ですが、結局、根幹の部分を直さないから何をしても改善されない。


パイ自体が大きくならない限りは、誰が多くパイを食べるかだけの話です。


全国の商店街がにぎわったら、通販業界が不況になるだろう。


○○商店街がにぎわったら、近所の△△商店が不況になるだろう。


結局、少子化という現象が深刻なのはこの点に尽きる。



「テロ特措法」も大切かもしれないが、ここら辺で進退を賭けていただきたいものです。