この夏初めて普通の床屋でカットできた自閉症の息子
2013年生まれ。
軽度知的障害、自閉症スペクトラム
ADHDの男児です。
支援級4年生の男児です。
小学4年生になったこの夏、息子は初めて普通の床屋さんで髪をカットしてもらうことができました。
これまではショッピングセンターに入っている子供専用美容室、チョッキンズを利用していました。
それは過去の記事に書いてあります。
2.3歳頃、チョッキンズに行く前に実家のそばの床屋さんにいったのですが、くすぐったがり嫌がって床屋さんに迷惑をかけたので途中でカットを終了してもらいました。
一番最近チョッキンズで髪をカットされている時に、あまり嫌がっていなかったので普通の床屋さんでも大丈夫なのでは?と思い、近所の床屋さんに行ってみることにしました。
チョッキンズは何があっても感じがよいお姉さんたちがカットしてくれます。
だからお値段が高くても安心してお店に行けました。
でも今度は普通の床屋さんですのでお値段もそこまで高くはないでしょうし、万が一迷惑をかけたらどうしようかと心配でした。
近所に二軒床屋さんがあってそのどちらかにしようと思っていました。
夫は1000円カットにいっており、息子は1000円カットでカットするのは無理だと思ったので夫がいきつけの店にいくことは選択肢にありませんでした。
家に近い方の床屋さんはたまたま行こうとした日に休みで、さらに少し先にあった床屋さんに入ってみました。
こちらはとても不安な気持ちでお店に入ったのですが、お店の中にいた60代ぐらいのご夫婦はフレンドリーに私たちを迎えてくれました。
私は息子に障害があることを言おうか迷っていたのですが、とりあえず息子が問題行動をしていなかったので言いませんでした。
でも世間話をしていた話の流れでどこの小学校へ行っているのかを訊かれたので、近くの小学校の支援級という話をしたら、前に同じ支援級にいたお子さんがこの床屋さんに通っているということがわかりました。
そのお子さんが通っておられるおかげでそのご夫婦は自閉症の子供がどんな行動をするのかわかっていたようで、特にうちの息子の障害の話をしても驚きもしませんでした。
むしろ、別にそういう感じに見えないといわれました。
息子ももう髪のカットに慣れたのか、その床屋さんでのカットを嫌がらずに普通にカットを終えることができました。
チョッキンズは美容室でそのお店は理容室なので頭を洗う向きが違いましたが、それも息子は受け入れていました。
息子の成長をそこでも感じるとともにやっと髪のカットを近所でできるという安堵を得ました。