初登院
本日は初登院の日であった。やはり初めてバッチを付ける日、緊張、興奮するかとも思ったが、まったく普段どおりだった。日本の受験制度というものはある意味たいしたもので、私は小学生の頃から常に受験とそして学校や模試での順位競争にさらされてきた。受験だけでも、中学受験、大学受験、司法試験受験、米国大学入学、そしてニューヨーク州弁護士試験を受けてきた。さらに、ジュネーブの世界貿易機関(WTO)研修のための面接や米国の法律事務所に入るための面接、経済産業省に入るための面接など、いろいろなものをやってきたためか、物事にはほとんど動じなくなった。今回、私が使用したポスターがややひ弱な印象を与えるものであったためか、ひ弱との印象を持っていらっしゃる方もいるようであるが、ひ弱ではすべてを失っても、わざわざ枝野先生に挑戦するようなことはしないと思う。いずれにせよ、普段どおりのスタートであった。
しかしながら、責任感と使命感、その思いだけは日に日に強くなる。もともと私は国会議員になって威張ろうとか、虚栄心を満たそうとかいう思いがさらさらないためか、実は「嬉しい」という感覚が少ない。もちろん、「ありがたい」という思いはすごくある。しかしながら、選挙戦で初めて「頑張って」と言われた瞬間からずっとわたしの気持ちを最も占めているのはこの「責任感と使命感」なのである。初登庁でも見ていた思ったのは、この「国会議員」という地位を持ったことだけで「浮かれている」人がいることである。国民から多大な票と税金を頂いている立場、浮かれている場合ではない。誠心誠意、国民と国のことを思ってやらなくていけないことのあまりの多さに私は「責任感と使命感」に燃えているのである。
本会議前には両院協議会があり、いつもお会いする衆議院側だけではなく、青木参院幹事長や片山前総務大臣などともお会いした。その後は代議士会、麻布の先輩である谷垣財務大臣や中川経産大臣、経産省出身である細田官房長官などともご挨拶を交わした。
そして初めての本会議。私の席はなんと正面の一番前になった。ちょうど自民党では投票の先頭となるため、小沢、鳩山、渡部、前原さんといった民主党の大幹部の後に投票する形となった。さすがに本会議は身の引き締まる思い、そしてこの狭い空間で国民の皆様や国の運命が決められているのか、という感慨を持った。
その後国対委員会の説明があり、ぜひ国会の意思決定の仕組みは新人で一番に覚えたいとの思いを新たにした。議員会館に戻ってご挨拶回り、そして埼玉県やさいたま市、経産省や国連、文科省の友人、身体障害者の会の方などが下さった資料に目を通して頭に叩き込んだ。DCの時の友人にもお会いした。米国の首都に友人が大勢いるというのは心強い限りである。
そして最後はいつものとおり、まんが喫茶でメールをすべてチェックし、ウェブを更新し、返信も行った。明日からはようやく自宅でインターネットがつながる。そして来週には国会事務所にパソコンが入る。来週中には大宮事務所を立ち上げたい。そして人、すべては人次第である。今回の選挙を通じて痛切にそのことを学んだ。とにかく私と一緒に戦ってくれる人を一人でも多く募りたい。
日本はすばらしい国である。この国の歴史をつなぎ、未来のわれわれの子供たち、子孫につけを残さないこと、あの時代の先人に感謝したいと言われるような皆さんとともに役割を担って行きたい。