くぅ〜。

天丼を食べていたら、どこからか鳴き声がする。

天井の方からだ。(けして天丼の方ではない。)

 

見上げると、そこには奇妙な生き物がいた。

白い羽根と黒い先の尖った尻尾とグレーの小さな体。

天使と悪魔の中間?

 

「それ美味そう」

その天使だか悪魔だかが、天丼を指さして言った。

 

「食べる?」

一応聞いてみると、ウンウン頷いている。

「食べていいよ」

天魔(天使と悪魔の中間だからそう呼ぶことにする)は天井から天丼に移動して、ガツガツ食べている。

「いい食べっぷりだねぇ」

 

天魔は天丼を食べ終わると、

「ありがとう」

そう一言言い残して天井に戻って言った。

 

これがボクと天魔との出会いである。

 

 

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