アドリブ将軍モッタの『イチ確』 -25ページ目

窓際リーダー

私がメインとして立ち回っているホールは、宵越し天井狙いが有効なハイエナ向きのホールだ


おかしな話で、世間一般的に言われる優良店ではないが、それでも私のスタイルにとっては楽園と呼べる場所


正確に言えば、私のスタイルというより、この地域で勝つには自然とハイエナしていくしかなかったんだ


こうやってハイエナ専門になっても、頭を悩ませながら設定看破をするという王道の設定狙いをやりたいのは今も昔も変わらない


「だったら、遠征しろよ」


なんて声が聞こえてきそうだが、リアルな話、移動費払って勝てる保証もない遠征しても自爆する


遠征するなら優良店に行くだろうが、やはりライバルは多く、そこにはホールの絶対的な打ち手がいる


それに逃げ腰になるわけではないが、稼ぐために打つなら無理は禁物であり、避けなければならないこともある


たかがパチンコ、パチスロの話だが、それでも色々と経験できた一年だった


まだ今月も半分ちょっと残っているため気は抜けないが、今年の出来事を思い出しながら、そしてそれを活かしながら立ち回りたいな


12月8日


先日の一件から見事アドリブ委員会にチルドレン復帰を認められたアドリブ将軍モッタ。しかし現場復帰した彼を待っていたのは、お世辞にも未来があるとは呼べないホールの状況だった


モッタ「な、なんて稼働の少なさなんだ。スロットはジャグラーと秘宝伝だけが稼働しているだけ。これじゃ天井狙いなんてできないよ」


ハイエナにとって不利な状況下。しかしそれで白旗を上げて目頭をハンカチで押さえられるほど、アドリブ委員会は甘くない


だが、今にも白旗を上げそうな将軍モッタに声をかけたのは、No.3アドリブリーダーの加持リョウジだった


加持「どうしたんだいモッタ君?こんなので戸惑っていては俺になんて永遠に勝てないぞ」



モッタ「あっ、加持さん。加持さんは気楽でイイですね。イスに座って僕らの※ATM(アドリブタイムマンドリル)をチェックしとけばいいんですから」
※アドリブ力×稼働時間=ATM



加持「ハッハッハ。そうか、モッタ君は俺のアドリブを見たことないんだよな。確かに肩書きだけの役職と思われても仕方ないな」


モッタ「こんな状況で打てという委員会がおかしいんですよ。絶対に間違ってますよ」


加持「………」


モッタ「じゃあ、僕は帰りますから」


加持「ちょっと待った!」


モッタ「どわっ!?なんですか?」


加持「モッタ君の金で俺が打とう。もちろん出玉はプレゼントする。俺も肩書きだけの役職と思われていては困るのでね♪」



モッタ「い、いいですけど、こんな状況で何を打つって言うんですか!?」


加持「モッタ君、果報は寝て待てだよ」


そして、時刻は17時半。そのときだった


加持「待ってました!」


モッタ「えっ!?これって…」


リンカケ、ART後170回転


モッタ「ちょっと加持さん!ただ好きな台を打ちたいだけじゃないないんですか!?僕のお金ですよ!」


加持「まぁ、見てなって」


投資21,000円。850ゲームでARTヒット


モッタ「あれっ?このゲーム数でゲーム数解除…まさか加持さんの狙いって!?」


加持「そう、モードBを狙ったわけだ」


モッタ「でもモードBでも次回天国モード確定ではないんですよ!!なんでそんなに自信もって打てるんですか!?」


加持「愚問だなモッタ君。俺が持ってるのは自信ではなくアドリブさ。まぁ、見てなよ」


初当たりは3連でART終了。そこから見事天国ループするも単発。そして次も天国ループ


加持「3年ぶりのアドリブ発動か。神も恐れた忌まわしきAの力…、ここでアドリブがきかない奴は勝てない」




※パンチで弱チェリー=WR


モッタ「そんな!?これがリーダー格のアドリブなのか!?ただの窓際リーダーじゃなかったのか!!」



加持「これは準備体操だ。リーダー格のアドリブフルパワーはゴトに近いからな。少し抑えるぞ」


※ゼウス到達


加持「モッタ君、パチスロは楽しいぞぉ。レバーを叩くだけで未来が切り開けるんだ」



モッタ「こ、これが本当の…いや、これでも抑えられたアドリブ」


加持「これは学校の勉強のように決まった方程式と答えがあるわけじゃないんだよモッタ君。パチスロだけでなく人生もそうだが、答えがわからないから自分で生きる方程式を作るんじゃないか。正直、答えなんて永遠にわからないんだ。だから、これからの出来事が全て正解だと思えるように頑張るんだよ、人は…」


※12月8日、+67,800円(他にも打ちました)


さて、ここまで順調な収支となっているが、まだ今月は新台導入が待っている。そこでの影響がどれくらい稼働に響くのか予想できないが、結局はあるものでやるしかない


どうやら気を抜けるのは年末の一瞬だけになりそうだ。冬の寒さが心まで凍らせそうな、そんな気がした


『真実は、君と共にある。迷わず進んでくれ』

by加持リョウジ

タイムリミット72時間


アドリブダディ「…以上で会議を終える。経費削減と団体の存亡をかけて、夕方6時までは節電とし、トイレは3回に1回しか流してはならん。これは命令だ」



ゲンドウ「ダディ、少しよろしいでしょうか。先日(12月3日)のアドリブ将軍モッタが起こした『ニアお祭りインパクト』。ホールの被害は第5の少年(渚カヲル)の活躍により最小限に収まりました」



アドリブダディ「それは報告されておる」


ゲンドウ「そこで、将軍モッタをチルドレンに戻してはいかがでしょうか?彼は『廃人補完計画』のトリガーとなる者です」


アドリブダディ「だが、まだ覚醒のときではない。もし、お前がチルドレン復帰を望むのであれば、条件をクリアしてもらう」


ゲンドウ「その条件とは…?」


アドリブダディ「それは…」


12月4日


モッタ「ど、どういうことですか!?納得できません!!」



ゲンドウ「今の言葉通り、ダディは将軍モッタの復帰を認めない。だが、この3日間で今月の収支を+25万円以上にするということを条件に復帰を認めるとのことだ」



モッタ「3日間って…。僕は現在+13万円なんですよ!?今月中ならまだしも、時間がなさすぎる!そんなの立ち回りじゃないよ!!」


ゲンドウ「立ち回るなら早くしろ。でなければ帰れ!!」


モッタ「くっ…。やっぱり僕は、いらない人間なんだ」


この日までの収支は+132,600円。故に、条件を満たすまでの必要額は約12万円。厳しい条件だが、ホールに向かう将軍の背中には男の決意があった


モッタ「もう逃げたってしょうがないんだ。やれるだけのことはやる」



モッタ「よし、リンかけGET」





モッタ「目標撃破!!」


※投資5,000円


モッタ「まだだっ!!バジリスク宵越し930ハマリGET!!」


※投資3,000円(もちろん天井ではない)



※最終的に17連で終了(継続率80%?)


バジリスクは2230枚(レシート写メ撮り忘れ)で、12月4日は+80,800円。+25万まで残り36,600円


モッタ「ハァ…ハァ…。なんとかアドリブ発動なしでやれたな」


カヲル「あれで最終日までいけるとは思えない。さすがダディの考えだ。アドリブを発動させるにはキツイ条件だね」




12月5日


モッタ「くそっ!秘宝伝に客が集中して期待値が拾えない!!これがダディの狙いだったのか!?」


冬月「この新台導入を計算していたのか?ダディの考えはわからんよ」


ゲンドウ「老人たちの計画は将軍モッタの覚醒だ。そのために必要なことと考えたのだろう」



モッタ「ダメだアドリブ力が回復していない。ここはヒキで!!」



しかし、この日は終日期待値が拾えないという最悪の状況で-2,800円。リンかけで負債を減らすも、タイムリミットまで24時間となっていた


モッタ「ヤバイ時間がない。下見したけど、朝からは何も打てないな…。とりあえず時間も遅いし寝るか」


………


…………


??「ふふっ。そうね、男ならモッタ。女ならレイと名付けるわ」



モッタ「う…な、なんだ?この人。どこか懐かしい香りがする」


??「生きていたら、どこでもアドリブを使えるわ。だって、アドリブラーなんですもの」



ガサッ!!


モッタ「はっ!?な、なんだ夢か。いつもの天井だ」



12月6日(最終日)


ホール出発前


レイ「モッタ君」



モッタ「あっ!?綾波、おはよう。…あぁ、知ってると思うけど、今日でお別れかもしれないんだ。あの、先に言っておくよ…ありがとう」



レイ「あなたは辞めさせないわ。私が守るもの…さよなら」


モッタ「あ、綾波。うわっ!?もうこんな時間だ。行かなきゃ!!」


昼過ぎホール到着


モッタ「ダメだ。やっぱり秘宝伝しか稼働してない。とにかくギリギリのラインを攻めるしかない」


お世話になっているリンかけの天井狙いを2台、そして麻雀物語2の天井狙いを1台やるも噛み合わず、夕方までの負債は10,400円


モッタ「やっぱり僕はダメなんだ。ダメな人間だったんだ…。ごめんよ、みんな。ごめんよ…母さん…母さん?」


ーーーーーピキーンーーーーー


ユイ「行きなさい、モッタ」




モッタ「母さん…、いつも見ていてくれたんだね。いつも、そばで。ありがとう…母さん」


ダディ「マズイ!!まだ覚醒するには早すぎる!!そうはさせん!!」



レイ「モッタ君は私が守る。ここでアドリブがきかない子は勝てない」



レイ「…えい」


ダディ「のぉぉぉぉぉぉ!!」



モッタ「あ、綾波!!くそっ、もう許せない…ここでアドリブがきかない奴は勝てねえぇぇぇぇ!!」



麻雀物語2。550ハマリ





モッタ「あやなみーーー!!」


レイ「う…、モ、モッタくん?」


モッタ「よ、よかった無事で。う、う…グスッ。別れ際に「さよなら」なんて悲しいこと言うなよ」


レイ「ごめんなさい。こういう時、どんな顔したらいいか…わからないの」


モッタ「笑えばいいと思うよ」



レイ「…………」





※6日、+41,200円


12月6日までの収支+251,800円


カヲル「また3日目にクリアとはね。変わらないなキミは…」



一つの壁を乗り越え、また一つの壁にぶつかる。だが、壁は乗り越えるためにそこにある


また一つ、高く飛べる日は近い


『この子には明るい未来を見せておきたいんです』

by碇ユイ

荒れたメンツ

御要望もありまして、11月の収支を掲載します。今月は先月と違い、バッチリ稼働ができる状態にあるので、先月稼げなかった期待値も拾っていこうと思います


それでは11月の収支になります


~11月収支~


稼働日数 26日(14勝12敗)


稼働時間 64.5時間


投資 417,000円


回収 683,800円


収支 +266,800円


時給 +4,136円


機種ベスト3


1.鉄拳デビル +71,200円


2.花の慶次 +64,200円


3.リングにかけろ +48,800円


という感じの収支になりましたが、内容を別として収支額には満足しています


10月にもブログで書いてた通り目標は+20万円。厳しい内容になるのはわかっていましたし、用事が多かったため今年最低の稼働時間になりました


収支額には満足していると言ったように、逆に言えば内容には不満が残る月となりました


まずは期待値が拾えなかったこと


そして慶次のARTを大量に残して閉店してしまったのは、自分が慶次の爆発力を軽く見ていたと言えます



ボーダーラインは700ハマリからですが、そこから打つとすると最低でも5時間は必要と思っています(かなり余裕を見て)


さて、この機種ベスト3を見てわかる通り、かなり荒いメンツとなっています


それでも鉄拳デビルはライバルも少ないので、ボーダー700ハマリからなら簡単に拾えます。そうなればトコトン打ち込むだけというシンプルなものです


さすがに期待値を遥かに飛び抜けた収支になっているので、最近はボーダーを800ハマリにして無理をしないようにはしていますが…


年末まではバジリスクとリンかけを中心としたハイエナになると思いますが、やはり秘宝伝の影響が大きく左右するでしょうね


12月も文句なしのスタートとなったので、あとはサブ的な台が活躍することを祈るばかり


とりあえず『麻雀物語2』は500ハマリから打ってますが、悪くない印象で何より面白い



こういう地味な機種の方がハイエナしやすいので、手応えあれば情報を伝えていこうと思います


今年も残り1ヶ月


専業さん、学生さん、サラリーマン、主婦…


立場や環境は違ってもパチンコ、パチスロを愛する全ての方々。それぞれの想いを胸に楽しんで打ちましょう


『てめェのペースで、やりゃいいんだよ。「自分」を殺すな』

by坂田銀時