おやすみ | ~From.裕~

おやすみ

朝日が昇り
新しい今日が生まれる
陽射しをまとい煌めく生命(いのち)
目覚める鼓動
希望を抱え歩き出す
そして…
眩しそうに笑う君
空を見上げ深く呼吸し
見つめる瞳の先は揺れる陽炎…
それでも
俯くことなく君は笑う
まるで
哀しむことを忘れてしまったように

乗り越える度に少し大人になる君
強くなる…言い聞かせまたひとつ
泣かない…決めた時から
誰にも見せるなくなったね
その頬濡らすのは
ひとり月の下…

笑う君の背中が、泣いている
はしゃぐ君の心が、呼んでいる
君が頑張るほどそう思うんだ…

やがて時間(とき)は過ぎ
夢を誘い見る月に代わり
隠し怯える闇夜(よる)になる

なにが出来るだろう
たいした力のない者には
支えになりたいと思う者には
せめて
君が怯えることなく
瞳閉じて夢を見られるように
側に居よう
ただ側に居て
ひとりじゃないとそっと告げよう
ひとり隠し頬濡らす君の
安らかな寝顔が戻るまで
本当の笑顔が戻るまで

陽炎が消え
歩き出せるまで

君はひとりじゃないから
ゆっくり休んでいいんだ
側にいるから
瞳閉じてゆっくり眠って

そして
元気に笑って!