風邪と怪我の災難ウィークから復活のあとに観た映画が美しくて官能的で情熱的でクラクラしてきました。
『ラスト・タンゴ』
伝説のペア、マリア・ニエベスとフアン・カルロス・コペスのドキュメンタリー。
愛するタンゴを踊り続け、女ひとりで生きる道を選んだマリアの意志の強そうな眼差しと言葉と声が印象的でした。そして80歳のマリアが綺麗な脚で踊る華麗な姿も。
ただ、タンゴを愛したことで得ることができなかったものがあまりにも大きすぎて苦しい。苦しすぎて泣けてくる![](https://emoji.ameba.jp/img/user/sh/shibatyuu/703.gif)
![](https://emoji.ameba.jp/img/user/sh/shibatyuu/703.gif)
80歳のマリアから若いタンゴダンサーに向ける言葉がずしりと重いけど共感。共感なんて私が言うのもおこがましいですが。。。
女性が好きなこと(仕事)・結婚・子供をすべて満たすことは、やはり不可能なのではないかと考えてしまう映画でした。
合間のダンスも忘れられない。男・女・男の3人で踊るシーンはもう一度観たい。屋上のシーンも素敵だったー♡
お互いに「最高のペア」と思っているのに……胸が苦しくなる。
男がずるくて弱いのか、女が激しく強すぎるのか。