太陽が本気出したので、今日はサーモグラフィー撮影会 | アキュラホームで建てた高気密高断熱住宅

アキュラホームで建てた高気密高断熱住宅

アキュラホームで高気密高断熱(UA値=0.36、C値=0.48、ZEH+承認)の平屋を建てました。その記録を残しておきます。
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梅雨が明けたと思ったら唐突な猛暑。体がもちませんね。皆様ご自愛ください。

 

いきなり太陽が本気を出してきたので、サーモグラフィーでいろいろ観察してみました。

観察したのは13:30頃だったかな。外気は36℃に近づいていました。

 

※免責

観察して喜ぶだけの記事ですので、この記事で何かを伝えたいとかは特にないです。

 

我が家の南面は東から、長い軒(150cm)付きの仏間、長い軒付きの応接間、玄関、軒が少ない(60cm)寝室となっています。

掃き出し窓のガラスはすべてエルスターSですが、仏間と応接間は断熱ガラス、寝室は遮熱ガラスとなっています。玄関はK2仕様の親子ドアです。

断熱材仕様はこんな感じです。

 天井は高性能裸グラスウール20K 140mm×2 熱貫流率0.125

 外壁は高性能裸グラスウール20K 105mm 熱貫流率0.333

 床は剛床用グラスウール32K  105mm 熱貫流率0.370

 

では、行ってみましょう。まずは仏間から。給気口の温度は32.3℃、掃き出し窓の温度は31℃~29℃、天井の温度は30.9℃~29℃、床(畳)の温度は28.3℃~27.3℃でした。悪くないよ!

次は応接間です。給気口の温度は32.6℃、掃き出し窓の温度は32.3℃~29.5℃、天井の温度は30.8℃~29.2℃、床の温度は29.9℃~28.3℃でした。ここも悪くはない!

次は、絶対ひどいと思っていてやっぱりひどかった玄関です。

玄関扉が37.5℃~30.3℃、天井が32.2℃~30.8℃、床が30.9℃~29.9℃です。

このドアは熱貫流率2.33ですが、エルスターとの差がここまでで明確に見える、なかなか愕然とします。課金するべきだったのだろうか💦あと、親子ドアやばいですね(語彙力)

次が、庇のない寝室です。モザイク多めです💦

給気口の温度は34.7℃、掃き出し窓の温度は34.1℃~31.1℃、天井の温度は31.9℃~31.0℃、床の温度は32.1℃~30.9℃です。応接間に比べて2℃ほど高いという結果に。

この部屋の軒は浅め(60cm程度)なので遮熱ガラスにしたのですが、やはりというかフォローはし切れていませんね。

参考として、この時冷房は応接間だけでかけていたので、空調的にこの部屋が不利というのはありますが、給気口から入る温度がすでに応接間に比べて2℃高いあたりに、軒の浅さの影響がでています。

 

では、外はどうなっているのかなと、サーモグラフィーとってみました。

まずは軒の浅い寝室のところです。

サーモグラフィーからもわかりますが、掃き出し窓の右下に直射日光が当たっています。

そしてこの部分のサッシの温度は53℃に達していました。エルスターSって樹脂サッシですよ?それでこの温度上昇は恐ろしいです。アルミ、ダメ、ゼッタイ。ですね。(BABY METAL風に)

玄関は、44.1℃~38.6℃。親子ドアの境界部分が断熱欠損になっているのがよくわかりますね💦

 

次は、応接間のあたりですがこんな感じです。

掃き出し窓の温度は42.7℃~37.6℃。ここは軒を大きく張り出しているので、直射日光はまず当たりません。

ウッドデッキは日陰の部分が39.1℃に対して、日向の部分は60.4℃に達しています。

今後南面にウッドデッキを計画している方、ご注意くださいね。

あと、室外機も日陰に入っているので、何気にエコに貢献していると思います。

軒天ですが、44.5℃に達しています。屋根断熱がない状態だと、室内でもこの程度の熱を持ってしまうんでしょうね。断熱大事です。

 

最後に全体像です。

ここで見ていただきたいのは、太陽光パネルの部分の温度は54.7℃~48.9℃に対して、コロニアルの部分の温度は71.6℃~63.7℃に達しているという事実です💦💦💦

太陽光パネルって優秀な断熱材なんですねぇ・・・

 

あとは、天井断熱ケチらないでよかったわ・・・

「天井は高性能裸グラスウール20K 140mm×2 熱貫流率0.125」

これのおかげで、70℃の屋根の下の天井が30度程度で済んでいるでしょうね。

 

ということで、太陽が本気を出したので、いろいろ測定をしてみたという話でした。

 

庇とか、軒とかやっぱ大事。玄関ドアK2じゃ不安かも。アルミサッシ、ダメ、ゼッタイ。天井断熱IYH!!!てな、所感でした!