完成時気密測定と第三者検査を実施しました(着工82日目) | アキュラホームで建てた高気密高断熱住宅

アキュラホームで建てた高気密高断熱住宅

アキュラホームで高気密高断熱(UA値=0.36、C値=0.48、ZEH+承認)の平屋を建てました。その記録を残しておきます。
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ついに完成時の気密測定検査と、第三者検査を実施する日が来ました。

気密測定については、本来中間検査と完成時検査の両方を行うのがよいのですが、アキュラホームの施工順序上それが難しく、完成時一発の検査となりました。

 

前回の記事でも書きましたが、気密は家の仕様と、大工さんの施工精度と気密への理解がないといい値が出ません。仕様と施工を合わせた、言ってみれば家の通知表のようなものだと思ています。

12時半ごろに現場に行ってみると、既に気密測定の業者さんがいらっしゃっていました。その場で我が家の仕様や施工中の写真などを見せて家の説明をしました。気密測定業者さん曰く、北海道仕様のグラスウール施工(いわゆる、裸グラスウール+気密シート)は、わかっている大工さんでないといい値を出すことができないそうです。

 

気密検査後に聞いた話ですが、この気密業者さん工務店相手に高気密、高断熱、換気、全館空調などをテーマに講演を行っている方なのだそうです。カノムさんと付き合いのある業者さんなので、まぁ納得ではありました。

 

あと、カノムさんから聞いたはなしですが、気密測定でどこまで目張りをするかは、業者によってポリシーが異なるそうです。

我が家は吸気口と換気口だけに目張りがされていましたが、業者によってはサッシ、玄関、空調といったところまで目張りをしてよい良い数字を出そうとするところもあるのだとか。

我が家の場合は実際に住んでいる状況に合わせた目張りにとどめているので、ここで出てくる値が実際に住んでいるときの実力値に近いとのことでした。

 

さて、実際に試験が始まってすぐに、気密業者さんが「大丈夫です!ちゃんとしてる」とのお言葉、とりあえずC値=1は切ったかなぁとおもってほっと安心しました。

 

しばらくして、測定が完了しました。我が家の床面積は100㎡と少しなので、開口面積から100を割ればおおむねC値となりますニコニコそのうえで実際に出てきた値がこちらです!

開口面積49c㎡、49/100=0.49なので、C値=0.49です。

前回の記事で「1.0以下で及第点。0.8以下が出たら成功。0.6程度であったら勝利宣言ですね。(誰に?)」とか言っていたのですが、これは予想外の大成功と言っていいのでは?アキュラホームのかかわってくれた多くの方の感謝です!笑い泣き

 

我が家の家の性能は以下で確定です。本記事に高気密高断熱のハッシュタグ入れちゃいましたが、これなら入れてもよいですよね?

UA値=0.36

C値=0.49

 

C値は家の品質と直結しているといってよいと思います。我が家の場合は人にとても恵まれましたがローコストハウスメーカーでも、頑張れば品質は出せるのだと思いました。

我が家は断熱気密仕様を北海道仕様としてもらったり、気密気密とこだわったところも色々ありますので、アキュラホームでも特別良い値が出ているとは思います。現場監督さん曰く、「別の現場でこの値を出せと言われても出せるとは言えない」とのこと。

とはいえ、アキュラホームの標準仕様の別の現場でもC値0.8~1.0程度を出した実績があるともいっていました。アキュラホームの「品質も価格もあきらめない」という言葉は、私の場合では偽りはありませんでした。とりあえず、大満足な結果となり安心しました。爆  笑

 

第三者の完成時検査もいくつか指摘がありましたが、そのあたりはアキュラホームと調整していこうと思います。

 

気密検査の業者さんからは、「グラスウールの完成時検査でこの値が出るのは初めて見た」、「講演もこのような家をたくさん作ってほしいのでやっている」、「本当にわかっている大工さんが施工したのだとおもう」などのお言葉を頂きました。

我が家は床断熱+天井断熱なので、C値的には不利なのだそうです。ニコニコ

後は、焼き肉するときは少し窓を開けること、気密が取れている分24時間換気は決して切らないことなど、色々とこの家で済む際のアドバイスを頂きました。

 

まだ補修作業や一部の未施工部分を施工していただくとか完全には終わっていません。

しかしながら、我が家の家づくりは良い感じで一つの具切りが迎えられそうな気がしてきました。照れ