こんにちは、ヒューマンライフケア採用担当です。
弊社の選考では「人生曲線シート」を取り入れています。
これは自分の人生を振り返る内容で、選考というより自己分析に近いです。
介護の仕事では色んな人生を聞く機会があり、
これからの人生をプロデュースする仕事をしています。
それは利用者さんはもちろん、自分の人生も同じです。
曲線グラフを書いてもらうと、
マイナスになっている箇所は人間関係での悩み、
友人からのいじめや裏切り行為などを経験した方も少なくはないです。
先日、ある先輩社員と話をしている時に、
昔友人との人間関係で辛い経験の話をききました。
その方は普段非常に明るく、みんなに元気を与えてくださるような方なので
人間関係で悩みがあったと感じることはなく予想外でした。
でもその時に悔しさもあり、それを勉強にぶつけて無事志望校へ進学を決められ
また辛い経験があったからこそ、同じ境遇の方への接し方はとても心遣いに溢れていると思います。
話の中で印象にのこっている言葉が
「いじめられっこ、裏切られる、嘘をつかれる側など被害者より
いじめっ子、裏切者、嘘つきなど加害者の方が奥深く傷が残る」
とても共感できる、言葉です。
私自身(いじめ以外の経験も踏まえ)、被害者も加害者もどちらも経験があり
どちらがずっと頭に残っているかというと加害者になった方だからです。
罪悪感と消えない過去
その後謝罪はしたものの、どこかで申し訳ない気持ちが残っているのだと思います。
加害者は自分の犯した罪+相手の気持ちが重くのしかかる時が
人生なんらかの形で帰ってくると思います。
すぐ実感はできませんでしたが、月日が経ったとき、不思議と自分がやったことは返ってくるんだなと感じた経験があります。
誰しもが被害者と加害者を経験すると思います。
そこでどこかできちんと向き合い、
被害者であれば同じ境遇の方へ
加害者であれば同じ事を繰り返さないように
どちらが悪いかどうかよりも
同じ思いを次にさせない、しない
人生曲線シートから色々と深い話をすることが出来ました。
ちょうどその話をした数日後に録画をしていた「聲の形」という映画を見ました。
http://koenokatachi-movie.com/
今年見た映画の中でも一二を争うほどオススメです。
2016年の作品なのですでに見ている方も多いのではないでしょうか?
元ガキ大将の主人公と聴覚障害がある女の子
両方の立場だったらという視点、そしてその周りの友人だったら・・・
とても考えさせられる映画です。
あまり言うとネタバレしてしまうので、もしまだ見た事ない方は
暑い夏自宅でゆっくり見てください★
今回のテーマでもある被害者と加害者にも繋がる内容だと思います。
まだ暑さが続きますが、
オンラインでも選考受付中です☆
快く秋を迎えることができますように
小野