こんにちは、ヒューマンライフケア採用担当です。

 

雨音で起きる朝からセミの鳴き声で起きる朝になったな~と今日感じました。

幼虫の間土の中で6年ほど生きるセミですが

成虫になると10日~14日ほどしか生きれないと思うと、鳴き声も逞しく聞こえてきました。

 

親のセミは子どもを産むために産まれてきたからすぐになくなってしまうそうです。

何のために産まれてきたのか

人も模索中なのかもしれません。

でも誰かから感謝されたり、頼られると自分の存在意義を感じ、

人は自分のためにも誰かの為にももっと生きたいと思い生きれるのかもしれません。

 

 

介護ほっこり話②【お祖母さんと息子に逢い守るために産まれてきた】

 

とある施設に入居している男性の利用者さん

いつもはあまりレクリエーションに参加されないのですが、

スタッフの声掛けもあり、フラワーアレンジメントを作成するイベントに参加。

 

はじめは「わしはそんなのせん」と一点張りだったのですが

一緒に作成し、綺麗なお花の贈り物が出来ました。

 

家に持ち帰り、後日その利用者さんと話していると

「こないだの花、お祖母さんへあげたら喜んでいたわ」と。

今まで見た事のない優しい表情で話されていました。

 

「わしは昔からモテたし、遊んで悪さもしたけど

家内と逢って結婚して

この人を悲しませて傷つけたらあかんと思って

それからはお祖母さん一筋なんじゃ。

色んな人にモテるより、一人最高の女が側におったらそれが一番幸せじゃ。」

 

「表ではなかなか言えんけど、プレゼントはええな。」

「最近生きてきた意味を考えるけど、

結局はお祖母さんと息子に逢い守るために産まれてきたんかな・・・」

 

と新たな一面が見え、スタッフは「〇○さん、いい男、旦那様ですね!」と。

フラワーアレンジメントも女性だけではなく、男性の利用者さんからもプレゼントに好評なイベントとなっています。

 

 

人生100年時代といいつつも

災害、コロナ、事故、病などいつ何が起こるか分からない状態です。

一日を大切に丁寧に、明日会える確証はないと思い

生きていきたいと思いました。

 

 

小野